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2005/11/17(木)
よい音への近道
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趣味のオーディオでは遠回りしても楽しめるものなので、容易によい音が出ないでも、その時々で満足を感じることも多いのです。 それでもある時、「今まで聴いていた音は何だったんだ。」とか「いままでの人生、損してしまった。」などと思うことがあります。よい音に出会った瞬間に、とても得をした気持ちになります。 機器の入れ替え、改造、接続方法の変更などの過程も楽しめるのですが、無駄な投資や努力は無いほうがよい音に早く近づくことができ、音楽をより多く楽しめるでしょう。 かなり永い経験から、いま実行できることも多いので、あらたな発想からまずは自分のためのオーディオを進化させています。 そのなかでも、制振合金の利用、クロックの交換、ゲルマニウムの採用などが役に立ちますが、オーディオに対しての「ある思想」が武器になるようです。 そのひとつが、「シンプル・イズ・クウオリティ」です。 音の伝わる道筋で、“余計なことをしない”ことが近道になると考えています。 したがって、出来上がったものはシンプルでコンパクトな形になります。 その代わりに、重要なポイントにはよい素材を重点的に投入します。
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