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2005/11/23(水) ミニマム・オーディオ
オーディオにとり大切なことは、耳に聴こえる基本的なアナログ信号を損なわずに伝えることです。
途中で失われてしまったものをそのままに、あとから余計なものを付け加えてもむなしい結果しか残りません。心に響くものは伝わってこないのです。
SPレコードを蓄音機で聴いて納得出来るという事実がそのことを示しています。
もう一度、「電蓄」と呼ばれた頃の再生技術が参考になると考えられます。
付け加えるより前に、むしろ必要にして最小限のことが実現出来ているかが重要ですね。
多くの音楽ファンは、過去そのようにして音楽を聴いてきたと思います。

2005/11/19(土) 音のよいメカニズム
軽量でコンパクトでありながら、音のよい再生が出来るCDプレヤーがあります。
設計の要点を正しく捕らえたものは、物量に依存しないでよりよい結果を得ることができます。
その基本的な思想は、メカニズムがリジッドで”ガタ”が無いことです。ゴム、スプリングがほとんど使われていません。
シンプルなデザインで部品点数が少なく、出てくる音は最高の水準です。
これをさらによい音にするために、クロックを良いものに交換し、制振合金を活用して、真に高品質な再生を実現します。

2005/11/17(木) よい音への近道
趣味のオーディオでは遠回りしても楽しめるものなので、容易によい音が出ないでも、その時々で満足を感じることも多いのです。
それでもある時、「今まで聴いていた音は何だったんだ。」とか「いままでの人生、損してしまった。」などと思うことがあります。よい音に出会った瞬間に、とても得をした気持ちになります。
機器の入れ替え、改造、接続方法の変更などの過程も楽しめるのですが、無駄な投資や努力は無いほうがよい音に早く近づくことができ、音楽をより多く楽しめるでしょう。
かなり永い経験から、いま実行できることも多いので、あらたな発想からまずは自分のためのオーディオを進化させています。
そのなかでも、制振合金の利用、クロックの交換、ゲルマニウムの採用などが役に立ちますが、オーディオに対しての「ある思想」が武器になるようです。
そのひとつが、「シンプル・イズ・クウオリティ」です。
音の伝わる道筋で、“余計なことをしない”ことが近道になると考えています。
したがって、出来上がったものはシンプルでコンパクトな形になります。
その代わりに、重要なポイントにはよい素材を重点的に投入します。

2005/11/13(日) 追悼・松本健仁郎
私事にかかわることで恐縮ですが、24時間前に、私たち音楽とオーディオを愛する仲間にはとても悲しいまた怒るべきことが起こりました。(12日、「神奈川新聞のニュース」)
少し前に、仲間のオーディオ・ルームのお披露目に集まって、手打ちの蕎麦を味わいながら楽しい談義ができたのが最後でした。
10数年前に、江川先生のお宅で紹介されて依頼の親しいおつきあいでした。
ジャズ、オーディオ、自転車を愛し、コーヒー好きでしたが、とりわけ「人と人を繋ぐのが私の役目」と、だれからも嫌われることなく元気に飛び回っていました。
そして、共に、永年勤めた大会社を辞めてからはオーディオの楽しさを広めたいという共通の目標を持ちながら、ネットワークを広げ続けていたのです。
また、出身のNECで造られた貴重なゲルマニウム・トランジスタでアンプを作る機会を与えてくれました。(喫茶店「ナチュラル」のホームページ)新方式のDAコンバーターを聴いてもらったときには「ここのスピーカーからようやく納得できる音が聴こえた」と、初めて音を認めてくれたような口振りでした。
私はゲルマニウム半導体でのみ再現できる音を聴いてもらう為に、ラスヴェガスのオーディオSHOWに出品する予定ですが、出来れば松健さんに英語のプレゼンテーションをお願いしたかった。
たくさんの借りを返せないまま、行ってしまいました。
あの世でも楽しんでもらうために、ゲルマニウム・オーディオ・システムを持っていってもらいたいとおもいます。
ご冥福をお祈りします。
(写真は、APRIL24,2005「ASAHI WEEKLY」に紹介された時のもの。)

2005/11/11(金) 心を熱くする音源
心あたたまる音楽に出会いました。
しばらく待たされていたCDがようやく手元に届いたのです。
CDのフォーマットを、最大限に生かすとこんなに音楽が楽しめるのだと再認識しました。となると、SACDのような方式にどのような意味があるかを考え直すことになります。(3CH.-SACDの項を参照してください。)
とりわけ、楽器の音の質感が、今まで聴いていたソフトとまったく印象が違うのです。
また、いままでのDAコンバーター(CDプレヤーに内臓した物を含む)では不十分なようで、最近開発したDA方式でこのCDの価値がよくわかります。
こんなソフトをかけると、いままでのオーディオ・システムが新しい魅力を示してくれます。
しあわせな出会いを与えてくれたのは「オーディオアクセサリー」誌117号の付録CDでした。

2005/11/10(木) よい音で聴くために
アンプのボリュームは音質については問題があります。
固定抵抗器と同様に、音質を確かめてみると、ここで相当に損失があることがわかります。
オーディオシステムは、どこかで音量調整が必要です。
ですから、1箇所に品質の確かな音量調整を設けなければなりません。
安心して使えるのは、トランスのタップ切り替え方式です。
音量を下げたときに音が痩せないことも長所です。
3CH.のソフトにも対応するには、特注部品を用意して作製する他ありません。


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