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2004/11/18(木)
ゲルマニウム・アンプのルーツ
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トランジスタ・アンプの時代が長く続いています。 その中で、ある時「真空管アンプ」を持ち込んできた友人がいました。あのLUXKITのアンプだったのですが、LPレコードやテープの音を聴いて、”こんな音が入っていたのか”とショックを受けました。 そしてINPUTトランスと一本の3極真空管でアンプを作り、もう一度過去の記憶に合った音を取り戻したのです。 その頃は、CDなどのデジタル・オーディオは想像もできなかったのです。 その後オーディオの世界も変わり、CDを聴くようになってある時、物置にあった家庭用ステレオを思い出して、引っ張り出しました。 記憶にあったのは、ゲルマニウム・トランジスタの製品であったことと、たいへんよく”売れた”商品であったことです。(価格も安かった。) 高級スピーカーにつないで音を聴き、また、ショックを受けました。 このときはオーディオのプロ達にも聴いてもらい、新鮮な驚きがひろがりました。温故知新とはこのことです。調べてみると、新しい発見がいろいろありました。アンプの原点がわかると今の技術でもっと進歩したものがつくれるようになるのですね。
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