giken-NEWS
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年11月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新の絵日記ダイジェスト
2024/04/26 過去 現在 未来のオーディオ
2024/04/01 オーディオ仲間の集まり
2024/03/26 惜しまれつつ生産完了のS-300
2024/03/06 マイスターによって録音されたCD
2024/03/01 トランジスタアンプの音が悪いのは

直接移動: 20244 3 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200610 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 8 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 8 7 月 

2004/11/29(月) アンプの原点
いつもの曲をCDで聴いてみて、改めて気がついたことがあります。
オーディオのシステムはシンプルでなければいけないようです。
音を録音するにも、再生をするにもシンプルなシステムほど元の情報がよく(正しく、そして音楽が楽しく)聞こえることがわかります。
良く出来た真空管アンプと、お金も手間もかけたトランジスタ・アンプの”音”を比べてみるとよくわかります。
スピーカーを鳴らす為のアンプの回路は2個のトランスと1本の真空管
で出来たのです。このことを忘れて100万円のお金を使ってアンプを作っても”よい音”を聴くことはできません。
(写真は診断を依頼された真空管アンプです。)

2004/11/24(水) メカニズムの設計思想が再現する音
様々な設計のCDプレヤーの音に触れてみて。
出てくる音には、ピックアップ・メカニズムの設計思想が聞き取れます。ここで失われた情報は後でどのような手段を採ろうとも取り戻せないようです。
音の骨格はここで決まっているようです。
ピックアップされたデジタル信号の骨格を決めるのは、光学ピックアップを含むメカニズムの振動処理の思想であると考えられるのです。
まず、土台となるベースが揺るぎ無いことは絶対条件でしょう。また、サスペンションの構造、リジッド、クッション、材質など見落とせない要素がいくつもあります。このあたりのことは、過去から現在までアナログ・ディスクの再生から多くのことを学んできました。
光学ディスクの信号ピックアップの方法についてはアナログ・ディスクを理想的に再生することと共通の考え方が通用するようです。
スイングアーム方式、ベルトドライブ方式、ピックアップ固定方式、VRDS方式のプレヤーからその音を聞き取ることができます。
写真は、ピックアップ固定方式のステンレスのベースをM2052制振合金の支柱でリジッドに支えた構造を示します。

2004/11/19(金) 賢いお金の使い方
新しいリファレンスとなるCDプレヤーが見つかりました。
友人がいちばん安い価格のポータブル・CDプレヤーを買ってきました。
10倍お金をかけても出るだろうかと思うほど、安心して聴ける音です。電池で動作させます。ただし、附属のACアダプターで聴いてはいけません。使うのなら旧式の(トランス方式)4.5VACアダプターがよいのです。
できるなら、このプレヤーのクロックを交換し、M2052などを用いて少し手を加えると、簡単に”理想的”と思えるようなCDの音が実現できるでしょう。
もっと重要なのは、素直にプレヤーの音を出してくれるアンプとスピーカを用意することです。

2004/11/18(木) ゲルマニウム・アンプのルーツ
トランジスタ・アンプの時代が長く続いています。
その中で、ある時「真空管アンプ」を持ち込んできた友人がいました。あのLUXKITのアンプだったのですが、LPレコードやテープの音を聴いて、”こんな音が入っていたのか”とショックを受けました。
そしてINPUTトランスと一本の3極真空管でアンプを作り、もう一度過去の記憶に合った音を取り戻したのです。
その頃は、CDなどのデジタル・オーディオは想像もできなかったのです。
その後オーディオの世界も変わり、CDを聴くようになってある時、物置にあった家庭用ステレオを思い出して、引っ張り出しました。
記憶にあったのは、ゲルマニウム・トランジスタの製品であったことと、たいへんよく”売れた”商品であったことです。(価格も安かった。)
高級スピーカーにつないで音を聴き、また、ショックを受けました。
このときはオーディオのプロ達にも聴いてもらい、新鮮な驚きがひろがりました。温故知新とはこのことです。調べてみると、新しい発見がいろいろありました。アンプの原点がわかると今の技術でもっと進歩したものがつくれるようになるのですね。

2004/11/17(水) CD、SACDを楽しめる音に
つぎつぎに持ち込まれるCDプレヤーはどれも、高精度クロックの取り付け、その他の手段により音質改善を実施するものです。
CD(SACD)からは、そこに記録されたデータから音楽を聴くのになじむ心地よい音をなかなか引き出せないという悩みがあります。
まずは、ディスクに記録された音をそのまま、できるだけ忠実に取り出す為の試みから、クロックその他の問題を改善してオーディオ・ソースとしてのあるレベルが実現できることになりました。
改善できる理由は、ひとつはデジタル・オーディオの要であるクロックなどのジッターであり、他に電気、機械の両方のアナログ現象があるからです。
音は、やはりアナログ現象に注目することが改善の根本と感じています。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.