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2003/07/11(金)
テープレコーダーの音
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オープンリール・テープレコーダーで録音済みのテープをいろいろ聴いているうちに、気がついた事があります。それは、テープが走る事によりそこに振動が発生しているという現象です。これが音質に大きな影響を及ぼす事はむかしから認められていました。とくに、アナログ・テープには宿命的な変調雑音の発生があります。 そこで、左右のガイドローラーのシャフト部に、制振合金をワッシャとして取りつけたところ再生音が大きく変化したのです。理由を考えれば当然の結果ですが、M2052という新素材が出来るようになって重大な問題点が簡単に解決できてしまったのです。 テープスピードが19cmでもSN比がよく、安定したテープならではの 高音質で、再び名曲、名演奏を楽しめるようになり、さらにこれをCD-R に復刻して確かな音質の音源として利用できるというわけです。
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