ロバの耳
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年6月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新の絵日記ダイジェスト
2006/08/15 夏休みV
2006/08/14 お盆
2006/08/09 おとぎばなし
2006/07/30 殺しの儀式
2006/07/28 大雨と長靴

直接移動: 20068 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 月 

2006/06/15(木) 角田市笠松地内
 今週、草刈りに付いてまわっていた角田の現場、山深い田舎なのだが、なかなか興味深い所だった。

 去年の秋だったか、集会場の駐車場の舗装で行った現場、近くに見事な銀杏とたくさんの碑がたてられた丘があった。今回、その前も通って詳しく見ることができた。

 「長坂」という地名の通り、この辺りはずっと坂が続く。その中腹にある丘。これは恐らく、古墳だと思う。そこに社があって、『二十三夜慰霊碑』というものがあった。

 『二十三夜塔』というのは、日本各地にある。二十三夜の「月待ち」にまつわる塔である。二十三夜の「月待ち」という行事は、二十三夜の月の出を待ち拝むために、祭神の前で勤行をし飲食を共 にするものである。二十三夜講・三夜待などとも言う。主に女性が参加する。月の出を見ると願いが叶うらしい。

 で、その二十三夜塔がなぜ慰霊碑なのか。これは謎である。

 その「長坂」を登っていくと、「権現堂山」がある。ここは頂上に権現堂があって、由来は奥州藤原氏の、鎌倉軍に対抗するために築いた陣のうちの一つだそうだ。鎌倉と戦った奥州の藤原軍の防衛ラインを伊達郡と刈田郡(宮城県白石市)の境だったそうで、この陣地はそれより少し東に位置する。現在は熊野神社が祭られている。

 その付近は地名を「立石」という。地図で見た時は平凡な地名だと思ったが、現地に行くと本当に巨石が立っていて驚いた。

2006/06/14(水) 閉鎖
 HPの閉鎖を考えている。

 開いてちょうど一年だし。

2006/06/12(月) わらび
 山の中の現場。路肩の整備。道路に積もった土砂を取ったり伸びた草を刈ったり。

 作業員さん、熱心にわらび採り。両手に抱えるほど採っていた。折って茎がくっついているようなものはもう固くて食べられないのだそうだ。

 同時にミミズも集めていたが、そっちは何に使うのか。


 ともすると気持ちがネガティブ思考に流されてしまいそうだ。しんどい。

2006/06/11(日) 本能寺
 今宵「本能寺の変」があった。大河ドラマの話。これで今年度大河も折り返し地点まで来たことになる。

 館ひろしの信長はなかなか似合っていた。本能寺を銃撃戦に仕立てるのは珍しい演出。さらに帰蝶にも剣をふるわせ、最後は銃殺とは。なかなか斬新だ。

 「おおがえし」もわりとリアルに描かれたが、本能寺から山崎の合戦の始まりまで一気につめこんだのは、ある意味、この時期の情勢の急展開ぶりをうまく演出しているのかもしれない。

2006/06/08(木) 梅雨寒
 今日は時折小雨も降る空模様で寒かった。夏服だけでは耐えられそうにないと判断していたので、中にインナーの上下を着ていった。それでも寒かった。

 一昨日行った本砂金の現場で、舗装工事前の測定作業。往復3キロくらいの道を片交をしながらテクテク歩いた。交通量は少ないから楽。予定より早く終わって二時あがり。遠いくせに金にならん仕事だ。

 わかりやすい道を通って車で片道50分。早く終わったことだしと、帰りは裏道探し。家まで43分くらいで着いた。走り出す前に地図を確認し、走り出したら後は勘と経験で走る。これがなかなか楽しい。

 良く考えると、家まで一度も信号のあるところを通らなかった。

2006/06/07(水) しりとり
 mixiで最近、『海外ミステリー&モダンホラー』のコミュに入った。そこで『海外ミステリー&モダンホラー』しりとりをやっていたので参加した。

 友人たちなどはもっと広範囲な「書籍しりとり」にずぶりと足を突っ込んでいるが、そこまでの知識は私にはない。ミステリくらいの狭さがちょうど良い。

 やっていて面白いのだが、困ったことが一つ。更新が遅い。ほとんど一人置きに私が書き込んでいるような状態。あまりでしゃばると煙たがられそうで、少々気後れがする。

2006/06/06(火) 砂金氏
 地名がけっこう好きだ。仕事であちこちの現場に行き、地域として残っている面白い名前を見ると、由来が気になったり、ここでどんなことがあったのかなぁ、などと空想して楽しむ。

 今日は川崎町の、仙台市の境にある「本砂金」という地域で仕事をしてきた。これで「もといさご」と読む。由来は単純に「砂金」がとれたからなのか、と思ったが、これが少し違うらしい。

 建武年間の西暦1336年にこの地に砂金金蔵大夫常重という人間がやってきて、この地に住みついた。その砂金が地名化したもののようだ。それにしても砂金金蔵大夫って……。金と関係する役職についていた人物だったのだろうか。

 砂金氏はその後、川崎に本拠を移し、伊達氏に使えた。関ヶ原合戦のおりには上杉氏との戦いに出陣、功をあげたという。そのわりに歴史シミュレーションゲームに砂金氏という武将が出てきたのを見たことがない。


 いかのおすし


 全校生徒が15人という本砂金小学校には、「いかのおすし」という防犯標語があった。

 「いか」行かない。
 「の」乗らない。
 「お」大声を出す。
 「す」すぐに逃げる。
 「し」しらせる。

 だそうだ。

2006/06/04(日) ミス
 深夜、衛星でやる映画が見たくて久し振りにビデオ録画をしたら、標準と三倍の切り替えを誤っていた。

 最初の三十分で映画は切れていた。ちなみに見たかったのは以下の映画。

衛星映画劇場 バード BIRD 1988年・アメリカ

 クリント・イーストウッド製作・監督で伝説の名ジャズ・プレーヤー、チャーリー・“バード”・パーカーの生涯を描いた伝記映画。若くして大成功を収めた天才は、その栄光とは裏腹に麻薬におぼれ、34歳の若さで亡くなった。自殺をはかり病院に収容された彼の回想から始まる物語は、過去と現在を交え、彼が抱えていた苦悩を浮き彫りにしていく。アカデミー録音賞のほかゴールデングローブ最優秀監督賞、カンヌ映画祭男優賞受賞。
(原題:BIRD)
〔製作・監督〕クリント・イーストウッド

2006/06/02(金) 食べ物
 五月分の俳句の清記が届いた。みな〆切ギリギリ作って出したとは思えない。我が身の情けなさ。

 特に「食べ物」の題の句がいい。デキはともかく個人的には好みの句ばかりである。持ち点を倍にして、特選2並選4くらい欲しい。

2006/06/01(木)
 先日、カモシカとすれ違った現場で、今日は蛇に会った。それも体調が1メートル近くはあろうかという長いやつ。

 私は蛇は毒を持っていなければ、全然平気。幸い、その蛇は毒の無いシマヘビであった。

 蛇は道路の方にニョロニョロと這いだしてきた。しかし、道路は車の往来が頻繁にあるので、非常に危険。横断する前に轢かれてしまいそうだ。

 このまま道路に出てこようとする時は、仕方がないから捕まえて草むらに放り込もう。しかし、その前に……と私は彼に注意を促した。

「おいおい、蛇くん。道路に出ると車に轢かれるぞ。悪いことは言わないから引き返しなさい」

 すると蛇は動きを止めて、舌をチロチロと出した。そして頭を返すと綺麗なUの字を体で描きながら、草むらに戻っていった。私の意志が蛇に通じた瞬間だった。

 私はどこぞの魔法使いのように蛇語で彼に話しかけたわけではない。つまり逆だ。彼は人の言葉のわかる蛇だったのだ。

 芸は身をたすくというが、まさに人語を解するがゆえに命拾いをした蛇君であった。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.