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2006/06/06(火)
砂金氏
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地名がけっこう好きだ。仕事であちこちの現場に行き、地域として残っている面白い名前を見ると、由来が気になったり、ここでどんなことがあったのかなぁ、などと空想して楽しむ。
今日は川崎町の、仙台市の境にある「本砂金」という地域で仕事をしてきた。これで「もといさご」と読む。由来は単純に「砂金」がとれたからなのか、と思ったが、これが少し違うらしい。
建武年間の西暦1336年にこの地に砂金金蔵大夫常重という人間がやってきて、この地に住みついた。その砂金が地名化したもののようだ。それにしても砂金金蔵大夫って……。金と関係する役職についていた人物だったのだろうか。
砂金氏はその後、川崎に本拠を移し、伊達氏に使えた。関ヶ原合戦のおりには上杉氏との戦いに出陣、功をあげたという。そのわりに歴史シミュレーションゲームに砂金氏という武将が出てきたのを見たことがない。
いかのおすし
全校生徒が15人という本砂金小学校には、「いかのおすし」という防犯標語があった。
「いか」行かない。 「の」乗らない。 「お」大声を出す。 「す」すぐに逃げる。 「し」しらせる。
だそうだ。
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