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2006/05/19(金)
なにかがやってくる
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国見SA近くの現場。高速道路の下をくぐるトンネルの入り口に立っていると、向こう側に動物の影。
お、猫かな? と思って一瞬喜んだが、猫にしてはでかい。犬か? 犬にしてもでかい。
そいつはトンネル内をゆっくりとこちらに歩いてきた。トンネル内に響く蹄の音。まさか馬かよ。でも、のら馬なんているのか?
結局、その正体はカモシカだった。カモシカはトンネルから出てくると、私の目の前を悠々と横切り、山の斜面を駆け上がっていった。
仕事中、何かの気配に振り向くと、オオトカゲを思わせるような影がすばやく道路を横断していった。
たぶん、それはリスだったと思う。オオトカゲがいるはずはない。
しかし、なんだか気分は「ジュラシック・パーク」に取り残された登場人物の気分だった。自然はなかなか恐い。
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