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2006/05/30(火)
過積載とか転倒とか
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国道四号線の枝道。そんなに車の量は多くない。片交。
山の方からワラを山積みしたトラックが往復していた。文字通り山のように積んで、4tトラックが10tのように見えるほど。
午後、国道の交差点でそのワラを積んだトラックが、パトカーに掴まっていた。恐らく、過積載。積載物、縦の基準は比較的緩いらしいのだが、横のはみ出しに警察は厳しいらしい。(これはダンプの運ちゃんから聞いた話)作業員も、「あれは掴まって当然だな」と話していた。
運転手がパトカーに乗せられていったり、代わりに責任者らしき人が連れられてきたり、2時間弱もトラックはその場に停まっていた。その間もやけに交差点が賑やか。ワゴンタイプの警察の車が改めて来たり、救急車らしきサイレンが聞こえたりしている。
過積載にしては大げさだな、と思っていたら、ワラ積みトラックがどいて視野が開けてから、その場で別の事故が起こっていたことが判明。交差点の真ん中でワゴンが上下さかさまにひっくり返って、警察が誘導を行っていた。
これが話を聞くと、過積載トラックとは直接関係ない事故らしい。しかし、思わず邪推。取り締まりで掴まった過積載トラック(そのワラの山はかなり人目を引くものではあった)にドライバーが気を取られて起こした事故なのではないか。もしくは、交差点付近に停められていたそのワラを山積みしているトラックが、ドライバーの視野を妨げたために起こったのでは?
もちろん、過積載をした、もしくはさせたトラック会社は悪いし、車体がひっくり返る程の事故を起こしたドライバーも悪い。しかし、そのワラ積みトラックを現場に停車させたまま、交差点付近に何時間も放置しておく警察にも、配慮の足り無さはないだろうか。事故は起こしたものの責任である。が、警察の特に交通課は、事故そのものが起きる確率を努めて下げるべきものなのでは。
もちろん、単なる偶然か、不幸の積み重ねなのだろう。しかし、もしそのワラ積みトラックを警察が取り締まらなければ、あのようなひどい事故は起こっていなかったかもしれない。
そう思うと、とても皮肉な感じがする。
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