|
2006/01/31(火)
雑学・ざくろぐち
|
|
|
ミクシィで、映画行く前に書いていったはずの「誘導員日記」が消えてしまっていてショック。もう一度書き直す気力はありません。
いつも聞いているラジオ局はNHKなのですが、なぜかというと、地方色の強い番組が嫌いだから。好みの問題なのでしょうが、ローカル局の番組は「狭い世界での身内情報」みたいな感じがして、好きではありません。
だから、NHKでも午後四時からの、全国放送とは別番組である「よじらじ宮城」は大嫌いでした。
でも、最近、ちょっと見直して(聞き直して?)います。というのも、去年から火・水曜だけ新しいキャスターが入ったのですが、その人が気に入ったから。
この方、杉山藍さんとおっしゃるのですが、若い女性なのに話題が妙に知的なのです。それから選曲もセンスがある。キリンジとかかけるし。どうやらファンらしい。
今日の話題も、「へぇ」と感心するようなものでした。それが「ざくろぐち」のこと。
昨日の暖かさがまた急に冷え込み、外で仕事をしている人は大変でしょうねという話題から、こういう日はお風呂、温泉ばかりでなく最近は郊外に「スーパー銭湯」という大きなお風呂屋さんもできました、私も良く行くのですが、江戸時代のお風呂はお湯に浸かるのではなく、蒸し風呂だったんです……という話題に展開。
で、蒸し風呂だと蒸気を逃さない工夫が必要で、そのために入り口が極端に狭くて低い「ざくろぐち」という形態になっていた。その「ざくろぐち」という名前、どうして「ざくろ」と付いたのか。
なんでも「ざくろ」は鏡を磨くの使うと良いのだそうです。で、それとかがんで入るというのをひっかけて、「鏡にいる」「かがみいる」「かがみ入る」という洒落なのだそうで……。
決して可愛らしい声というわけでもないのです。でも、そういうこじゃれた話題を淡々と話す語り口が妙に聞いていて気持ちが良い。ですから火曜、水曜の「よじらじ宮城」は密かな楽しみなのです。
|
|
|