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2005/09/17(土)
ドラマ・「女王の教室」最終回
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面白い作品でした。
結局、鬼教師マヤは良い先生だったというオチでした。でも、どんなに生徒たちが盛り上がって先生を慕うようになっても、最後には必ず冷たく水を刺すというのが良かったです。そして本当に最後の最後、中学生になった和美と会い、別れた後にだけ笑みを浮かべるという演出。なかなか見事でした。
ドラマだけあってちょっと大げさでしたが、今の子供たちは少し可哀想だと思います。というより、我が家の飼い犬コータを見ていてそう思うのです。「しつけ」は結局は本人の身の為になります。これは大人になってからでは手遅れで、幼年期に身に付けさせれば一生忘れません。
昔、『ここはグリーンウッド』という漫画で、やはり厳しい鬼教師、古典の立川先生のエピソードが書かれていたことがありました。厳しさというのは民主的ではないのかもしれません。しかし、厳しく身に付けさせられた知識というのは身になり血となり肉となり、強力な武器となります。そしてそれを身に付けさせてくれた相手に感謝するようになるのです。
もっとも、そういう筋立てはドラマの作りとしては王道ではあるのですが。
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