ロバの耳
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2005/06/10(金) 私事・嫌いな人の死
 6月10日は時の記念日。はるボンの誕生日です。

 今日のバイトである人の死を知りました。
 その人は私がこの仕事を始める半年前くらいにこの仕事を始めていた人なのですが、まぁいろいろありまして、事務所にお願いして、その人とは「組ませないようにして(同じ現場にしないで)ください」とお願いしていたのでした。
 五十九才で一人暮らし。事務所が連絡がとれないので確認しに行ったら亡くなっていたのだそうで。心筋梗塞、孤独な死。
 嫌いな人でしたが、ご冥福をお祈りします。
 でも、当たり前ですけれど、嫌いな人でも死ぬんですね。

2005/06/09(木) 俳句・藺郷クイズ
 本日はメッセでたっぷりと関先生と会話してしまいました。
 その中で「今月の藺郷」の話となったのですが、6月の句は次の通り。

 家中の傘並べ干す梅雨晴れ間

 もうがっくりです。

 5月は紙兜と鯉のぼりだったですし、今月は傘と梅雨。じゃあ、7月は何で来る……と先生と推理してみました。
 まず「七夕」だろう、という関先生の考えに私も同意。では七夕とくればなんとくる……で、私が考えたのは短冊。「短冊に願いをこめて七夕や」とかなんとか来るんじゃないかと。
 しかし、下手にはできるが藺郷のような「痒み」は出せません。

 答えを見たら「七夕」は正解でした。しかし、飾ってあったのは短冊ではありませんでした。

 七夕や○○○○○○○飾りけり

 さて、中七に入る言葉はなんでしょうか?(それにしても「や・けり」は無いと思いましたが)一つの単語で名詞です。これがわかればあなたも藺郷!

 ヒント・七夕は晴れて欲しいという良い子ぶり。

2005/06/08(水) 漫画・『スクラップ学園全三巻』吾妻ひでお
 『失踪日記』を読んで再燃してしまった吾妻熱のために、高校生の頃に買った秋田漫画文庫版『スクラップ学園』全三巻を読み直しました。吾妻ひでおの漫画の中では一番好きだった作品です。読み返してみると未だにネタとして使っているギャグとか言いまわしなどあったりして、よほど気に入っていたんだなぁ、と思いました。ちゃんとした不条理学園ギャグをやっていたことと、ミャアちゃんの徹底したずぼらさが好きでしたね。全集とか読むと、吾妻さんの漫画ってあまりにも実験的というか、めちゃくちゃなのも多いんですが(そこがいいというファンもたくさんいるのでしょうが)この作品は三巻を通してずっとまとまってました。ミャアちゃんがふっくらとして、もっとも好みの絵柄になった頃に終わってしまっていたのはとても残念でした。

 吾妻さんは今年の二月からHPを開設されていまして、
 http://azumahideo.nobody.jp/
 今は期間限定ギャラリーが見られます。
 産直あづまマガジンにはスクラップ学園が書かれていたりして、その存在を知らなかったことが大変に悔やまれます。在庫が数点あったので、今から注文してみたいと思っています。

 ちなみに「アウトドアがナウイぜ!」の回でミャアちゃんがやっていた空中歩行の方法を、あさりよしとおが『HAL』の第十二話「倒れながら歩く!? 二足歩行ロボット」の用語解説で触れています。これを見た時はなんか凄く嬉しかったです。

2005/06/07(火) 落語・「天災」五代目柳家小さん
 6月に入って初めてバイトしました。久しぶりの肉体労働は気持ちの良いものです。やはり脳みそと体はバランス良く動かさないといけませんね。

 本日のラジオ名人寄席は、小さんの「天災」。柳朝の「天災」には勢いがあってはまりましたが、小さんはのんびりとやっています。台詞廻しやくすぐりなどまったく同じなので、余計に語り手の味の違いというのが良くわかりました。「天災」の八っつあんは柳朝のが乱暴さがでていて好きですね。一方、紅屋の隠居・べにらぼうなまるは小さんのが落ち着いていて一番それらしい。「天災」は志ん生のも聞いたことがあるのですが、あまり印象に残っていません。

 ところで「べにらぼうなまる」という名前は、日本橋にあった紅屋という化粧品屋の「なまる紅」という人気商品から取ってつけた名前だということです。

2005/06/06(月) 落語・「道灌」三代目三遊亭金馬
 ここのところ落語のことばかり書いて恐縮です。

 「道灌」は前座話とされているそうですが、志ん生や先代の金馬は好んでかけたそうです。志ん生の音源はCDで持っています。金馬との違いは、前半をさらっとやっているところです。金馬は徳川四天王の話やなにやら、掛け軸の絵を見ながら歴史上の人物の話をし、そこから道灌にもっていくくだりがかなり長いのです。

 有名な「太田道灌蓑を借るの図」。村雨に会い、雨具を借りようとした太田道灌と、それに山吹の花をさしだすという謎かけをしたしづの女の話をご隠居から聞いた八っつあんは、それを誰かに話したくて仕方がありません。提灯を借りたいと入ってきた熊さんに、頼むから傘を貸してくれと言ってくれ、そうすれば提灯を貸すからと頼みます。

 今日の話を聞いていてつくづく思ったのは、名人というか、ある程度の年齢に達していらっしゃる噺家さんがいいのは、ご隠居とか大家の話しぶりが良いことです。いわゆるぼけ役の八っつぁんにツッコミを入れる立場なわけですから、そのツッコミぶりが上手でないとぼけも生きてこないわけです。大家さんや隠居、または大店の旦那という役は、ある程度の年長者のゆとりのある威厳というか、そういう雰囲気を上手く演じないと、どうにもわざとらしく感じられてしまいます。
 若手だとそれがどうも上手くできていない気がします。

2005/06/05(日) 落語・「牛ほめ」林家たい平
 テレビ番組「笑いが一番」に林家たい平が出ていました。

 「牛ほめ」は初めて聴きました。たい平さん、与太郎をやらせると上手です。旦那の方はなんか若手っぽい旦那でしたけれど。お客の笑いもそこそことっていました。

 でも、時間が短かったせいか、肝心の牛をほめる言葉がほとんど省略されていました。宇宙家族カールビンソンの「猟奇、虹男」の回で紹介されていた牛のほめ言葉、「天角地眼」「一石六斗」「二升八合」などがどう語られているのか、ぜひ聞きたかったのですが。

2005/06/04(土) 落語・「弥次郎」入船亭扇橋
 最近、若い人の間で落語ブームなのだそうです。落語のCDの、特にドラマ『タイガー&ドラゴン』で取り上げられた噺は売り上げがかなり伸びているとか。これを機会にもっとたくさんテレビで落語を放送してくれるようになると嬉しいのですが。

 「日本の話芸」で入船亭扇橋が出ていました。演目は「弥次郎」、嘘つき話です。北海道は寒くて声が凍る、小便が凍る、火が凍る……。馬鹿馬鹿しい噺の代表作です。

 まくらに随分時間をとっていまして、これが面白かったです。トマトが嫌いだとか、それは母親のせいだとか、母親が死んだ時は泣いたけれど父親の時は泣かなかったとか、男親は損だとか。この噺は圓生から教わったのだそうで、物まねまでしてました。

 で、本編はというと、やっぱり聞いていて眠くなりました。あの小刻みに震えているお顔と、もごもごっていう語り口を聞いていると、なんか眠くなっちゃうんですよね……。

2005/06/03(金) 私事・停電
 3日の日記といいつつ、次の日の朝につけているのですが……。
 理由があります。それは停電です。

 昨夜の十一時過ぎ。外はかなり雨が降っていました。私は深夜に行われるサッカーのバーレーン戦まで起きていようかどうしようかと悩みながら、日記でもつけようかとひとりごと≠フ編集画面を開いていたのでした。

 すると、テレビでスポーツニュースが始まりました。最下位の楽天ゴールデンイーグルスが首位のヤクルトスワローズに挑んだ試合がどうなったのか気になって、私はPCの前を離れてテレビの前に。逆転逆転のシーソーゲームにすっかり興奮して、延長十回の磯部の逆転ホームランのシーンで思わず「やった! 行った!」と叫んだ瞬間……。
 バチッと音がして、全てが闇に包まれてしまいました。

 初めはブレーカーが落ちたのかと思ったのですが、CPとTVくらいで落ちるとは思えません。ブラインドシャッターを指でめくって外の様子を窺うと、この一帯が真っ暗。
 これがしばらくしてついたのですが、PCの電源を落とす間もなくまた消えます。これは駄目だと判断、次の復帰で慌ただしくPCをダウンさせました。

 電気はそれからついたり消えたりを計五回くらい繰り返したでしょうか。私はバーレーン戦も日記をつけるのもすっぱり諦めて、ベッドに入ったのでした。

2005/06/02(木) 私事・床屋など
 数ヶ月ぶりに床屋に行きました。前回行った時は大雪が降ってましたから、もうどのくらい前でしょうか。今回は夏向きに刈り上げてもらいました。

 6月、といえば衣替えの季節ですが、つい先日の東京行きのさい、ちょっと驚くことがありました。友人の脊に関わることです。彼はなんと、衣替えを知らないとのことでした。中学生の時はブレザー、高校の時は私服の中で一年中学ランを着て通したのだそうで、なんと言ったら良いやら……。あの蒸し暑い東京の夏を、学ランを着て過ごしたのでしょうか。

 落語をテーマにしたドラマ「タイガー&ドラゴン」で、主人公の小虎が、「品川心中」で花魁が移り替えができずに心中を考えるというのを「なんで服が替えられねぇくれぇで心中なんかすんですかねぇ?」なんて台詞を言っていて笑いましたが、冬服から夏服への衣替えという日本の伝統を知らない脊は、小虎と似た者同士のように思えます。

2005/06/01(水) 漫画・『風光る(41)』川三番地/七三太郎 他
 『風光る』は高校野球漫画です。41冊かけて甲子園大会の予選前の練習試合から、甲子園大会二回戦の三回の裏まで来ました。

 無名・多摩川高校対強豪・関大淀川高校の試合は、4対3、多摩川の1点リードですが、ワンアウトランナー一、二塁で関大淀川の四番赤井を迎えました。
 ノーストライク、スリーボールから野中の投げた球はインハイのすっぽ抜け、ところがこれがストライクとなります。実はこの投球、野中の低い身長を利用してのライジングボールまがいのすっぽ抜け投法だったのです。果たして、この対決の結果は?

 コマ割がもの凄く大きく、そのほとんどが人の顔のアップばかりという、友人・脊の大嫌いな漫画です。私も実はあまり好きな絵柄ではありません。アイディアの面白さだけで読んでいます。

『魔法先生ねぎま!I』赤松健

 「麻帆良祭」の1日目です。
 しかし、スケジュールの厳しい主人公のネギ君は、携帯タイムマシンを持って何度も時間をなぞることになりそうなので、一体いつまで1日目にかけるのかは予想できません。
 なんでもアリの学園漫画の集大成的なノリの漫画なのでいろいろ面白い展開が期待できるのですが、時折読んでいて恥ずかしい箇所も。格闘大会のトーナメント戦が始まったので、しばらくそういう方面は置いておいて欲しいものです。


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