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2005/06/27(月)
野球・'98夏の甲子園
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いくら考えても俳句はできないし、閑をもてあまして本棚にあった「ドキュメント横浜vsPL学園」を読み出したら、朝日新聞社が出している「'98夏の甲子園」のビデオまで見てしまいました。
この年の甲子園は第八十回の記念大会で、まるで野球漫画みたいな展開が続いたので、雑誌とかいろいろ買ってしまったのです。今、プロ野球をにぎわしているいわゆる「松坂世代」がしのぎを削った夏でした。
横浜vsPLはまるで物語のような因縁対決でもありました。両者は春の選抜の時もぶつかって、横浜が劇的な逆転勝ちをおさめていたのです。PLにとってはまさにリベンジの機会でした。
突き放しては追いつき、突き放しては追いつきと延長十七回まで執拗に横浜を苦しめたPL。その時のPLのキャプテンが楽天GEに入団した平石です。 その次の明徳義塾戦では松坂は先発できず、明徳は八回までで6対0で横浜をリードしいたのです。それが逆転されてその場に崩れ落ちたナインたちの姿は今見てもなんともいえません。その時のエース寺本は現在ロッテの外野手です。 そしてしめくくりの決勝戦では京都成章に対してノーヒットノーラン。記念大会にふさわしい、できすぎともいえる大会でした。
横浜戦以外でも劇的な勝負が数多くあった大会でした。この時の大会に出て、現在プロで活躍している選手の名をあげていけばきりがありません。 最近ではロッテに入団して勝利を重ねている久保投手。彼は春の準優勝高、関大一のエースでした。夏は明徳義塾にワンサイドをやられましたが。
全ての出場校高が「打倒・松坂」を唱えていたこの年の夏。それがもう七年も前のことになるのですね。
今年もすでに沖縄、北海道では予選が始まりました。地元宮城の予選大会の開幕も間近です。 ちばあきおさんの「プレイボール」のアニメももうすぐ開始。野球に関しては暑い夏になってほしいですね。
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