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2005/06/22(水)
漫画・「アタゴオル玉手箱」ますむらひろし
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新しく読む漫画もないので本棚を眺め回し、「アタゴオル玉手箱」を引っ張り出しました。最近出た文庫版ではなく、MOEコミックス版です。
ますむらひろし好きな漫画家の一人だったのですが、絵柄がちょっと好みからはずれてきてしまったので、最近は読んでいません。最後に読んだ作品は「アンダルシア姫」と「アタゴオル」です。もう十年近く前になるんですね。
「アタゴオル玉手箱」は一番絵柄が好きだった時期に当たる作品です。八十年代半ばから九十年にかけて。この時期の作品は「コスモス楽園記」「ペンギン草紙」など好きなものばかりです。70年代の初期の絵も凄く好きではあるんですけれどね。それ以後は話も環境やら歴史やら差別やらスペインやらと、ちょっとメッセージ性が濃くなり過ぎたきらいがあります。
「玉手箱」は「アタゴオル」といいつつ、アタゴオルが舞台となるのは7巻中、1巻から3巻まで。4巻からは舞台は海底島に移り、6、7巻はキリエラ戦記になってしまいます。個人的には3巻が一番好きです。キリエラ戦記も、テンプラやツキミ姫が格好良くていいんですけれど。
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