|
2005/05/26(木)
エッセイ・「CM天気図」天野祐吉
|
|
|
今日の朝日新聞の「CM天気図」で天野祐吉が取り上げていたのは視聴者のクレームによる放送中止です。某カップラーメンと某水性殺虫剤のCM。
某カップラーメンの方は、銃を持った子供が出てくるやつで、確かに最初に見た時、ドキッとしました。この前のパターンはやはり子供が戦車のあるお花畑で遊んでいるというシーンで、ミスチルの曲と綺麗な画像がマッチしていて、個人的には好きなCMでした。それがカップラーメンのCMである必然性というか、メッセージ色の濃さに商品がついていけてないような気はしましたが。
殺虫剤の方は大滝秀次さんがおばさんに罵倒されるというもの。この殺虫剤メーカーはいつも意味不明のナンセンスなCMをやるのであんまり気にして見ていませんでした。この手のはクレームがくるのを見越して作るんでしょうから、それだけのインパクトを与えることができたらヨシとするんでしょうね。結局はCM、いつまでも同じのは流れないのですし。
私が個人的に残念な差し替えは、某シャンプーのCM。少し前までは、自分の髪の滑らかさに夢の中でエクスタシーを感じていた女性の横でベッドを共にしていた男性が「いったい相手は誰なの!?」と言っていたのに、最近はその台詞がなんだかマヌケなものに変わってしまっていました。今の意味不明でマヌケな台詞の方が、妙なごまかし加減で見ていてなんだか恥ずかしいんですけれど。
|
|
|