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2005/05/15(日)
落語・『ねずみ』三遊亭小遊三
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NHKでやっている「日本の話芸」、本放送の土曜日には見逃したのですが、友人の脊から小遊三の「ねずみ」だったと聞いて、今朝の再放送を録画して見ました。「ねずみ」はご当地・仙台の話ですし、好きな話ですし、小遊三も好きな噺家の一人です。見られると知っていて見逃すわけにはいきません。
「仙台にやって来た名人・左甚五郎。客引きの子供に手を引かれてねずみ屋という小さな旅籠に泊まります。事情を聞くと、主は元、向かいの大店虎屋の主人。事故で腰が抜けてしまった所に、後添いの裏切りもあって番頭に家を乗っ取られたとのこと。それを聞いた甚五郎、一匹の鼠を彫ってやります。これから動き出すというので大評判、ねずみ屋は虎屋より大きな旅籠になります」
脊は、「録画してまで見るようなものでもない」と言っていましたが、そんなにひどくもありませんでした。彼にしてみれば小遊三はもっとシモい話の方が面白く演じるということなのかもしれません。
ところで明日はNHKラジオ第2のラジオ名人寄席の再放送で、小さんの「湯屋番」をやります。先日、小三治の「湯屋番」を聞きましたが、果たして小さんはどうやっているのか。今から楽しみです。
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