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2005/04/23(土)
DVD・『アップタウンガールズ』監督/ボアズ・イェーキン
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2004年公開のアメリカ映画。 「ワガママ放題に育った元金持ちのお嬢様と可愛げのない大人びた少女が、互いにいがみ合いながらも次第に友情を築いていく過程をキュートに描いた女の子コメディ。監督は「タイタンズを忘れない」のボアズ・イェーキン。主演は「8 Mile」のブリタニー・マーフィと「I am Sam アイ・アム・サム」のダコタ・ファニング。
ニューヨーク。22歳の女性モリーは、伝説的なロックスターだった父の遺産で高級アパートに住み、パーティ三昧の自由奔放な生活を送っていた。だがある日、印税を着服していた財産管理担当の会計士に全財産を持ち逃げされてしまう。こうして突然無一文になったモリーはアパートを追い出された挙げ句、生まれて初めて仕事を探すハメに。やがて友人の紹介でベビー・シッターの職に就くモリーだったが、その相手とは、女性レコードプロデューサーの娘で、えらく生意気な8歳の少女レイ。大人と子供が逆転したような2人は何から何までソリが合わず激しく対立するが…」 (On line Cinemaより)
『I am Sam』にも出ていたダコタ・ファニングは決して可愛いとは言えない癖のある顔つきの女の子なのですが、役者にとっては演技力が全てということを裏付けるような魅力を振りまいています。実にクールで見事な大人子供ぶりです。彼女の出演作で上映中の『ハイド・アンド・シーク』は観に行くつもり。
主演モリー役のブリタニー・マーフィーは完全に忘れていたのですが、『サウンド・オブ・サイレンス』にも出ていた女優さんでした。その時は分裂症の患者役でなかなか迫力のある演技をしていましたが、今回はコミカルな役。実に幅広く役をこなす方なんですね。
映画としてはコメディですが、本当はアメリカのコメディってあまり好きじゃないのです。何で借りたかというと、設定が面白そうだったから。個人的にはもうちょっとモリーとレイの心の交流を描いて欲しかったですね。期待していたのは人情路線にコメディのエッセンスという割合だったのですが、これが逆でした。
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