ロバの耳
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2005/04/22(金) 漫画・『KATUO』あだち充
 「香月との恋が深まる一方、親友・内田仁の逮捕で悲壮な覚悟を決めた岬新一から試合を申し込まれた活樹…
宿命の二人の、最後の闘いが始まる……!!
二人のカツキの物語、ここに堂々完結!!」

 最近、ちょっとしたあだち原作ブームというか、『H2』がドラマ化されたり、『タッチ』は実写映画化ですか。それらは別に見ませんけれど。

 この作品、あだち作品の長編にしては二人が比較的素直にラブラブでした。通してみると、ライバルが途中交代したり、張った伏線を生かし切れなかったり、初期のキャラはどんどん忘れられていったりと、相変わらずの無計画性が見られましたが。

 DVD・『デビルズ・バックボーン』監督/ギレルモ・デル・トロ

 借りてきた六枚のDVD、ようやく五枚目消化。明日が返却日ですが、最後の一枚は午前中に見る予定です。

 2004年公開のスペイン映画。

「ホラー界の俊英、「ミミック」「ブレイド2」のメキシコ人ギレルモ・デル・トロ監督が、巨匠ペドロ・アルモドバルに招かれスペインで撮り上げたゴシックテイストのホラー・ミステリー。スペイン内戦下の孤児院を舞台に、そこへ連れてこられた一人の少年が、怨みを抱えた少年の霊に恐怖しながらも、やがてその背後にある真相に辿り着いた時、想像を絶する惨劇が始まろうとしていた。
 激しい内戦が続くスペイン。人里離れた荒野に建つサンタ・ルチア孤児院。ある日、ここに12歳の少年カルロスがやって来る。幼児を漬けたラム酒を飲む老牧師や義足の女院長など不気味な大人たちが少年を迎え入れる。彼に与えられたベッドは“12番”。それはかつてサンティという少年が使っていたベッドだった。その日から、カルロスは奇妙な囁き声や物音に悩まされるようになる。やがてカルロスはサンティの霊が何かを自分に訴えかけていると感じる。恐怖に怯えながらもサンティをめぐる秘密に興味を抱くカルロスだったが…」(allcinema onlineより)

 スペイン映画独特の色というか、雰囲気はゴシックホラーに良く似合います。
 ホラーとしてとらえるにはかなり物足りません。ただ、スペイン内戦の悲劇を描くある種の寓話として捕らえた場合はまずまずでしょうか。スペイン映画にはスペイン内戦は重要なテーマなんですね。韓国の南北分断やドイツの東西分断のようなものと言ったらよいでしょうか。そんなにたくさんスペイン映画を見ているわけではありませんが、多くの作品でその影をひきずっています。(ビクトル・エリセ監督の作品など)
 スペイン内戦についてはそれほど詳しく知っているわけではないので、その流れをわかりやすく説明してくれている書物など、いつか読んでみたいと思っています。


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