ロバの耳
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年3月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新の絵日記ダイジェスト
2006/08/15 夏休みV
2006/08/14 お盆
2006/08/09 おとぎばなし
2006/07/30 殺しの儀式
2006/07/28 大雨と長靴

直接移動: 20068 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 月 

2005/03/21(月) 笑・ラーメンズ
 なぜか最近、知人がラーメンズを話題にしていることが多いです。
 きりん舎さんの日記にもちらほら散見されますし、旅仲間のSもやたらとネタをふってきます。

 Sからはこんなサイトの紹介が。

「ちばしがさが」
http://www.geocities.jp/akiaki_86/chiba.swf
んでこれは「新バシっ」
http://www.geocities.jp/akiaki_86/shinbashi.swf

 ラーメンズの「新橋」のネタを聞いたのはもう何年前になるでしょうか。NHKのテレビでお笑い大賞かなにかにでていて、その番組で柳家喬太郎を初めて知って、それが真打ち昇進をする直前頃ですから、2000年頃ですか。

 その後、後輩の旧姓Nが結婚した時、ハネムーンの前日にラーメンズのライブに行ったとかいう話を小耳に挟んだりはしましたが、それ以外はまったく耳目にしていなかったコンビでした。それがどうして急に・・・。

 久しぶりに聴きましたが、おかしいですね。ただ単語を並べてるだけなのに、どうしてこんなにおかしいのでしょう。

 漫画・『失踪日記』吾妻ひでお

 昨日頼んだ本がもう届きました。早いですね、ネットショッピング。

「突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働・アルコール中毒・強制入院まで。波瀾万丈の日々を綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション!」(帯より抜粋)

 面白いです! マジで! こういう明るい悲惨な話というのを読むとお先真っ暗な自分の中にもちょっとした勇気が湧いてきますね。人生笑っていきたいなぁ、と。

 配管工のくだりなどは、直接はやっていないものの、土方社会の一端をのぞき見ている私としては「そうそう」とうなずける所もかなりありました。強制入院のくだりなどは以前聞かせて貰った関先生の話とかなりだぶりましたね。つくづく人間という生き物の奇妙さというか恐ろしさというか。

 ちょっとした自分史めいたことも書かれていて、なるほど『ふたりと五人』はそんな気分で書かれていたのかぁ、とか、各作品の絵の荒れ方の差にはそういう理由があるのかぁ、とか、いろいろ興味深かったです。(プレイコミックで連載されていたはずの『すくらっぷ学園』のことが書いてなかったけれど、あれは本人的にはあまり重視してなかったのでしょうか・・・)
  
 最初の失踪で警察に捕まった時、漫画家であることを知られて、警察の中にもいるロリコンが「先生ほどの人がなぜこんな……」と悔しそうに握り拳を固めてサインを求めた気持ち、わかりますね。

 それにしてもこんな吾妻さんでも離婚しないでいる奥さんが凄いと思います。もとアシ(今もしているらしいですが)ですから、根っからのファンなんでしょうか。確か娘さんもいたはず。今回の漫画には娘さんのことは出てきませんが……書けないんだろうな……。

2005/03/20(日) 私事・吾妻ひでお他
 今朝の朝日新聞の書評欄に吾妻ひでおの最新刊が紹介されていて、それがなんと『失踪日記』(イースト・プレス社)。

 70年代にチャンピオンで『二人と五人』やら、『ちびままちゃん』『チョッキン』などを連載していて、やがて80年代に『ななこSOS』『不条理日記』『スクラップ学園』などでオタクの元祖と呼ばれているお方でしたが、一時期謎の失踪をしていらしたのですね・・・。奥さんや娘さんもいらっしゃったのに・・・。

 その失踪時代の路上生活ネタなどを題材にした本とあれば、かつてのファンとしては買わざるを得ないでしょう。ということでネット注文いたしました。

 あさひさわやか寄席

 チラシ広告を見た母がすっかり行く気になっています。落語好きの私の影響で、去年も家族で行ったのです。笑点メンバーのうち三人が来る高座で、去年は歌丸、好楽、木久蔵でした。家族サービス気分で行ったのですが、そこで歌丸を見直したりしたのでした。

 今年のメンツは歌丸、楽太郎、たい平。
 たい平は好きなのですが、どうせ十八番の『紙屑屋』でしょうね。他のも聴きたいところなんですが、たまに来る地方公演なら自分の得意ネタをかけたいでしょう。

 歌丸は本気で楽しみです。以前は「白木屋」、小三治との二人会の時は「井戸の茶碗」でしたから、今度こそは地元ネタの「ねずみ」を聴きたいところです。

 楽太郎の落語は初めて聴きます。こういう機会でもないと絶対に聴きに行かない噺家の一人ではあります。どんな噺をするのか、ある意味楽しみではあります。

 あらいもとこ・・・

 きりん舎さんの日記に書いてあったサイトを覗いてびっくり。
 ブラックキャット、完結したんですね・・・。
 吾妻ひでおさんに関するエッセイも書いてるみたいですし・・・。
 でも、もうあの文章は読めません。私ももうそんな年さぁ・・・。

2005/03/19(土) カメ・脱走
 今年のカメは元気が良すぎるのでしょうか。
 
 ふと見ると、水槽から体を乗り出して、窓の外を見ています。

 今まで脱走など企てたことがなかったので(だから去年までは外にも安心して置けていたのですが)、そのまま放って置いたら、ゴトッと音がして転落していました。

 ポンプの関係で水の量を増やさざるをえず、陸場を煉瓦でかさ上げしたのが脱走しやすい環境を作ってしまった要因ではあるのですが、水槽から自発的に出ようなどとしたことがなかったカメが一体どうしてしまったのでしょうか。

 家の中より外がいいと、そう思っての行動なのでしょうか。

2005/03/18(金) ドイツ語・NHKラジオ2005.4月号テキスト
 届きました。4月からは新開講の「FRAU ITOのドイツ旅行」が始まります。独語学習も三年目。

 パラパラ見ましたが、さすがに最初の頃はもう初歩過ぎでつまりません。知らない単語はまだまだいっぱいありますが。そろそろ応用編も聴いてみようかなぁ。
 でも今回の応用編、「英語でドイツ語」って……ただでさえ語学が不得意なのに二カ国語もいっぺんに聴けるかっ。

 今年はテレビの方も見通してやる!という決心、去年もしたのですが、半年で挫折しました。出演がペナルティだったのも見る気があまり起こらなかった一因でした。今年は誰かと思ったら……伊達公子……。う〜ん……。

2005/03/17(木) カメ・温度計破壊
 サーモ・ヒーターで適温にしているおかげか、今年のカメは寝起きから絶好調です。じたばた泳ぐし、餌はねだるし……でも、元気良すぎて温度計まで壊されたのにはまいりました。
 帰宅して煮干しでもやろうかなぁ、と水槽を覗いてみると、赤い残骸が底に散らばっていて、また両親が勝手にエビでも与えたのかと思ったら、これが温度計の残骸だったのです。
 幸い、破壊されたのは温度計自体ではなくて、水に浮かべるための容器の部分だけでした。恐らく、餌だと思って噛みついたのだと思います。よほど腹ぺこらしい。
 それにしても高かったのに、もったいない。

2005/03/16(水) 音楽♪『宇宙 日本 世田谷』Fishmans
 N氏に作って頂いたオムニバスに入っていたFishmansの曲が良かったので、ツタヤに一枚だけ置いてあったアルバムを借りてみました。映画の半券で無料というサービスを利用したのです。
(火曜のこのサービスは料金は1000円ですし、お客はいないでスクリーン独り占めですし、もの凄いお得なサービスです)

 全体的に静かな曲が多く、想像と少し違いました。オムニバスに入っていた「感謝(驚)」はポップな感じでしたので。恐らくNが私の好みに合わせて選んでくれたのでしょう。
 でも、これはこれで凄い。いい感じの曲ばかりです。

1.ポッカポッカ
2.ウェザー・リポート
3.うしろ姿
4.イン・ザ・フライト
5.マジック・ラヴ
6.バックビートにのっかって
7.ウォーキング・イン・ザ・リズム
8.デイドリーム

 フィシュマンズは1987年に結成された五人組のレゲエ・バンドで、1991年に「チャッピー・ドント・クライ」でメジャー・デビューを果たしたバンドだそうです。その後、メンバーは佐藤伸治(Vo,Guitar)、茂木欣一(Dr.)、柏原譲(Bas.)という三人組になり、1998年には「ゆらめき In The Air」を発表しますがそこで柏原が脱退、そして1999年にヴォーカル、ソングライターだった佐藤がこの世を去り、活動が休止してしまっているそうです。

 今週末にベスト盤が出ますが、買ってみようかと考えています。

2005/03/15(火) 映画・『ボーンスプレマシー』監督/ポール・グリーングラス
 ようやく観に行くことができました。今週までだったのでギリギリセーフですね。
 最近観た映画の中では一番面白かったので、観に行って良かったです。続編も前作に変わらぬ面白さっていうのは珍しいですよね。

出演・マット・デイモン、ブランカ・ポテンテ 他

「漂流しているところを漁船に救われたジェイソン・ボーンは、いっさいの記憶を失っていました。そんな彼はなぜか命を狙われます。真実を求め、命がけの捜索の末に自分がどんな男であったかを知ったボーン。『ボーン・アイデンティティー』のその後の物語。

 断片的な記憶と悪夢に悩まされながらも、インドでひっそりと暮らしてたボーンと恋人・マリーですが、ある日ボーンは刺客に襲われ、マリーを失うことになります。「自分を追うなと言ったはずだ……」怒りに燃えたボーンは、刺客をプロジェクトトレッドストーン≠フ関係者たちの差し向けたものと思い、ナポリに飛びます。
 ちょうどそれと同時期、ベルリンでCIAによるある秘密ファイルの受け渡しが行われようとしていました。ところがその現場が何者かに襲われ、調査員二名が殺害されます。現場にはボーンの指紋が残されていて……」

 マッド・デイモンは好きなタイプの役者ではないのですが、ボーン役はカッコイイです。クールです。変に格好つけていないというか、無駄がないというか。
 前作ラストで結ばれた恋人というのは、続編の冒頭で殺される運命にあるのですね。一匹狼の殺し屋に女は足手まといというわけですか。
 今回の主な舞台はベルリン。おかげで随所にドイッチュが飛び交いました。しかも、アメリカ映画におけるドイツ語ですから、割と初歩的な会話が多いので聞き取りやすかったです。『飛ぶ教室』に比べれば、ですが。 「○○お願いします」が「○○ bitte」とか。言うのも恥ずかしいくらいホントの初歩ですが。

 ドイツ語と言えば、以前のひとりごとに書いた話題で書き忘れていたことをここでいくつか。

 まず、10日の「エヴァでアスカが使うドイツ語」、4巻のアスカ登場シーンで、クレーンゲームに蹴りを入れながら叫んでいた単語「Schessie(シャイセ)!」(原作ではssはエスツェット。エスツェットはssで置き換えられるらしいです)は「くそっ!」。罵倒言葉に大便を使うのは日本も独逸も変わらないようで。

 それから昨日の『飛ぶ教室』で。ベク先生が子供の頃の合唱隊が海外公演した先はヤーパン、つまり日本でした。回想シーンにちらっと出てきた日本は、なぜか日本庭園に黒髪のリーゼントした若者がいたりしました。
 あと、寄宿舎組と反目している通学組の一人が来ていたTシャツに「春」という字を逆さまにしたようなマークが着いていました。向こうの日本観、なんかまだ微妙にズレているようですね。

 落語・「お文さん」三代目林家染丸

 昨日と今日のNHKラジオ名人寄席は上方落語でした。これがまぁオチはともかくとして、ちょっと凝った噺。

 大店の酒屋に浪人風の男が酒を買いに来ます。赤子を抱いているので酒を届け先まで一緒にもって来て欲しいというので丁稚を一人つけたところ、その丁稚に「ちょっと寄るところがあるので赤子を見ていて欲しい」と言って路地に入って行ったきり出てきません。良く見ると赤子に手紙が着いていて、「浪人の身で妻を亡くし、子供がいると何も出来ないのでお預け申す」と捨て子であることがわかります。この店の若夫婦には子供ができず、親旦那が跡取りを欲しがっていたところだったのでちょうど良いと赤子は引き取られ、乳母に来て貰うことが決まりますが……。
 実はこの捨て子、若旦那と出入りの職人の書いた狂言芝居でした。本当は若旦那と妾との間に出来た子で、乳母として雇われたのがその妾。親子の名乗りはできずとも、一緒に暮らしたいという望みを叶えるために謀ったことだったのです。
 ところが、若旦那と乳母の仲が怪しいと睨んだ女中が本妻に告げ口し、二人は秘密を知っていると思われる丁稚の口をなんとか割らせようとします。 

 オチは駄洒落落ちであまり大したことはないのですが、初めて聞く話で私もその狂言芝居にまんまと騙されました。うまく仕組んだものです。
 上方落語といえば、あまり詳しくはないのですが、重鎮であった 桂文枝さんが亡くなられたということですね。ご冥福をお祈りします。

2005/03/14(月) 映画・『飛ぶ教室』監督/トミー・ヴィガンド
 ドイツの国民的作家エーリヒ・ケストナーの原作を現代風にアレンジした映画。単館上映しかしていなかったので、残念ながら劇場には観に行けなかった作品です。

「ヨナタンは寄宿学校を6つも替え、いずれも逃げ出したという前歴のある少年。今度はライプチヒにある少年合唱団で有名な聖トーマス校の寄宿舎へ入ることになったが、ここも長くはいられないという印象。ところが指揮者のベク“正義”先生は優しく、何かと理解を示し、ルームメイトの少年たちともすぐに意気投合し、彼はここがすっかり気に入った。
そのメンバーは、頭が良くて冷静なマルティン、体のきゃしゃなウリー、実験精神旺盛で校長の息子のゼバスティアン、いつもお腹をすかしていて力自慢のマッツの4人……」(公式HPより)

 内容を一言で言えば学園物。『スクール・オブ・ロック』といい、学園物は好きなジャンルなのですが、この作品も凄く面白かったです。
 ドイツ語をなんとか聴き取ろうともしたのですが、わかったのは本当に基本的な単語くらい。「Was ist das?」とか。まだまだ全然勉強不足です。でも、ドイツ語の教材にも登場したトーマスケルヒャーが映像で見られたのは嬉しかったです。

2005/03/13(日) 本・銭形平次捕物控(九)『不死の霊薬』野村胡堂
 久しぶりの銭形平次です。Amazonになかなか入らなかったのと、1500円以上まとめて買った方が郵送料がサービスになるので最終巻の(十)が出るのを待っていたのでした。

 さすがに月一冊のペースで読んでくると飽きてきます。基本的にパターン物で、ハッとするような話はそうそうありませんから。

「死相の女」
 江戸中に評判の人相見、玄々斎に「七日目に死ぬ」と言われた鳴子屋の女主人・お釜が予言通りに亡くなります。その死を不審に感じた平次は……。

「金の茶釜」
 見せ物として大変に流行っていた、親孝行で有名な漁師・藤六が品川沖で網にかけたという金の茶釜が盗まれた上、番人夫婦が斬られるという騒ぎが起きます。親孝行なぞを売り物にする見せ物など嫌いだと言う平次ですが、八五郎に頼まれて……。

「敵討果てて」
 三河屋に集まった四人が「内緒事は隠しておけるものではない」という話をしていると、浪人・藤枝蔵人が「自分は三十二年前、女の事で朋輩と争い、果たし合いの末相手を討って蓄電した身だ」といううち明け話をします。するとその日の夜に藤枝は何者かに呼び出され、殺されてしまいます。三十二年越しの敵討ちでしょうか?

「三千両異変」
 廻船問屋の浪花屋の、明日にも大阪の本店に持っていこうしている三千両が置かれた土蔵に、人の入れないような小さな穴が開けられていたという話を聞きだした八五郎。帰って平次に聴かせると、そいつは面白そうだと腰を上げます。

「百四十四夜」
 平次のライバル・石原の利助の娘、娘御用聞とも言われるお品が平次の所に顔を出します。顔色のさえないお品から事情を聴くと、利助が手がけた三年前の幕府のご用金五千両が奪い取られた事件で、犯人の一人が激しい捕り物の末、息を引き取るときに『大舟町市兵衛百四十四夜』という謎の言葉を残したという話。この謎を解いて五千両を取り戻し、父親の面子を取り戻したいというお品ですが……。

「身投げする女」
 両国橋で身投げをしようとしていた娘を、五両の金で救った八五郎。実はその女は狂言芝居をしては男からお金を巻き上げる詐欺師でした。その女がどうしたことか平次の元を訪れて……。

「不死の霊薬」
 天霊様という流行神に八五郎のたった一人の肉親である叔母さんがこり出したというのを聴いて、平次はひどく心配します。風邪を引いている平次の代わりにと八五郎が単身乗り込みますが……。

「復讐鬼の姿」
 平次がまだ独身だった頃の話。平次の上役・笹野新三郎の子息が拐かされそうになったり、その日死罪にした罪人の首が投げ込まれたり。そうとう笹野に恨みを持つ者の仕業と思われるのですが……。

「七人の花嫁」
 平次独身時代編その二。江戸で花嫁ばかりが次々と誘拐されるという騒ぎが起きます。六人目の花嫁を鼻先でさらわれた平次は、急遽お静との結婚を挙げる段取りを決め、それを餌に犯人をおびき出そうとします。

「永楽銭の謎」
 石原の利助が何者かに目をつかれるという事件が起きます。現場には平次が投げて武器とする永楽銭が残されていました。さらにはかつてお静をめぐって恋のさや当てをした弥助が殺され、現場には平次の煙草入が。当然ながら、疑いは平次にかけられます。

「コント初姿銭形平次 八五郎手柄始め」
 正月早々景気の良い八五郎。平次がいぶかしんで事情を聴くと、判じ物を解いて褒美をもらったと言い出します。

 アニメ・名探偵ポアロとマープル
 『スリーピング・マーダー(1)』


 マープルものです。これは原作ではミス・マープル最後の事件。と言っても書かれたのはクリスティがまだ若い頃で、死後に発表するようにということになっていた作品です。

 この作品では初めはどんな事件が起きたのかはっきりしません。漠然とした不安というか、事件自体を掘りおこしていくという、後期のクリスティが確立していくパターンの、ある意味さきがけ的作品だったのです。

 版権の関係か、クリスティが最後に発表した作品でもあったせいか、ハヤカワ・ミステリ文庫に収録されたのが一番遅い作品でした。文庫化された時はずいぶん喜んだ記憶があります。

 ペット・カメ起こし

 カメを起こしました。ほとんど無理矢理です。
 またしばらく休みがないもので、今日のうちに起こしてしまいました。気温はまだかなり低いんですけれど。
 水槽にはアドバイスしてもらったヒーターなど新兵器を投入。半年ぶりに会ったカメはおかげさまで元気そうです。

2005/03/12(土) 映画・『スクール・オブ・ロック』監督/リチャード・リンクレイター

出演 : ジャック・ブラック / ジョーン・キューザック / マイク・ホワイト

 自ら結成したバンドから追い出されたデューイ(ジャック・ブラック)は、ルームメイトのネッド(マイク・ホワイト)になりすまして代用教員として名門小学校に潜り込みます。そこで受け持つことになったクラスの子供達は音楽センスの塊。デューイは彼らを利用してバンド・コンテストへの出場をもくろみます。

 昨年のGWに劇場で観たのですが、すごーく面白かったのでDVDが出たらレンタルしようと思っていました。念願がかなったわけです。本当は購入したいくらい。それが映画の半券でのただ借り。貧乏はイヤですね。

 やっぱり面白いです。子供達は実際に演奏が上手いですし、ストーリーもまっすぐコンパクトにまとまっていて脇道にそれない。そういうのが好みなんです。もちろん、人によっては回り道の多い作品の方が好きという方もいるでしょうが。
 主人公がデューイというぶさいくで夢を追い続けている中年男というのもいいです。共感を覚えますから。ただし、彼には私には無い、ロックへの愛情と情熱と知識があり、それがとても彼を魅力的にしています。

 DVDにはデューイ役のブラックや生徒役の子達が解説しながらの本編という特典が付いています。映画の裏話を本編を観ながら撮った本人たちの口から聞けるこの特典は実に素晴らしい。映画という「魔法」のネタを知りたくない人は嫌でしょうが。
 

3月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.