ロバの耳
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2005/03/30(水) 映画・『IN THE CUT』監督/ジェーン・カンピオン
 昨日の映画の半券でDVDのタダ借りしました。二本借りてしまったので結局は半額みたいな感じでしたが。

『IN THE CUT』
 ニューヨークの大学で文学講師として働く女性フラニー(メグ・ライアン)。人と適度な距離を保ち、決して心の中まで踏み込ませない彼女にとって、自分と世界を繋ぐものは「言葉」だ。郊外にある彼女の部屋には、彼女が集めたスラングや詩の断片があちこちにスクラップされている。そんな彼女が唯一、心を許すのが腹違いの妹ポーリーン(ジェニファー・ジェイソン・リー)。感情的で、結婚願望の強いポーリーンは、一見フラニーと対極の性格をしているが、また彼女も上手く人を愛する事ができないでいる。
 ある日、フラニーの家の近隣で猟奇的な殺人事件が起きる。犯人らしき人物をフラニーが偶然目撃したことから、刑事マロイ(マーク・ラファロ)が彼女のもとを聞き込み調査に訪れる。しかし、フラニーの記憶に残っていたのは犯人の顔ではなく、その手首に掘られたタトゥーだけだった……。(公式HPより抜粋)

 公式HPへの書き込みなどを見ると女性が多いようです。監督も原作も女性。ジェーン・カンピオンは妹が褒めていた『ピアノ・レッスン』の監督ですから女性向けの映画なのかもしれません。

 店に入った時は完全にノーマークの作品だったのですが、DVDのキャストの項にジェニファー・ジェイソン・リー≠フ文字があったのでつい手に取ってしまいました。それはかつて『地獄のシスター』という映画でその美しいヌードに魅せられてしまった私としては、忘れられない名前だったのです。
(別にメグ・ライアンが脱ごうが激しい濡れ場を演じようが、そっちはどうでも良かったのです。いや、ホントに)
 『地獄のシスター』は八十年代後半の作品。その時十代でも今はけっこうな年になってるだろうなぁ……などと感慨深く思っていると、内容がサスペンスっぽい。気がつくと借りてしまっていたのでした。
 さすがに今回の作品ではジェニファーはその裸体を見せませんでしたが、いろいろ調べてみたところ、彼女はもう四十代。『地獄のシスター』当時ですらすでに25才だったのでした。(なんというベビー・フェイス!)出演作も多いのですが、役所は結構汚れ。『地獄のシスター』でも汚れ役でしたからね。

 で、作品内容は……いまいち何が言いたいのかよくわかりませんでした。ミソはメグの演じるところの女性が危険な相手との情事に溺れていくその変遷らしいのですが、そういう話って面白いんでしょうかね? 女性は面白いのかな。そういえばそんな官能サスペンス映画って定期的に話題になりますよね。「ナインハーフ」とか、「氷の微笑」とか。私はサスペンスやミステリに官能はいらない派です。

 でも、その肝心の女性陣からのBBSへのカキコミは「映像が綺麗」「BGMが素敵」というのがもっぱら。ストーリーはイマイチな評価だったようです。
 BGMは「ケ・セラ・セラ」の使い方なんかが気に入られているようですが、なんかけれんを感じる気も。「ルック・オブ・ラブ」はバカラック・メロディですからファンとしては良くて当然なんですが、誰も曲名を挙げてくれていません。

 著名人では女性作家二名と男性写真家が褒めちぎっています。男性写真家は「エロくて色情しっぱなし」だったとか。ふーん?
 


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