ロバの耳
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2006/08/09 おとぎばなし
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2005/02/08(火) 私事・見たい映画
 金欠症につき映画も見に行けない毎日です。

 私が見に行きたい映画はとってもメジャーなものばかり。
 『カンフー・ハッスル』や『オーシャンズ12』は早くしないとそろそろ終わっちゃいますね。
 『アレキサンダー』は封切りしたてなのでまだしばらく大丈夫でしょう。歴史映画はその戦闘シーンがいかにきちんと再現されているかの方に興味があって、人間ドラマの方はどうでもいいので、その辺がどうとられているかがポイントですね。
 来月上映予定の『ローレライ』は楽しみにしております。樋口監督の作品です。理屈ぬきで派手にドンパチやってほしいです。
 『ネバーランド』と『レイ』は近くでやってたらぜひとも見たい映画なんですが。とくに『ネバーランド』は見たいです。でも仙台まで行くのが面倒くさい……。
 『ボーンスプレマシー』は、前作の『ボーンアイデンティティー』が意外と面白かったので、見に行きたい気もします。別にマッド・デイモンのファンではないのですが。

2005/02/07(月) 落語・『五人廻し』五代目古今亭志ん生
 CDで持ってるやつですが、志ん生は何度聴いても楽しめます。しかも、録音が別かもしれないという楽しみもありますし。

 「五人廻し」は遊郭ものです。
 お客を掛け持ちしている喜瀬川という女郎。彼女がなかなか自分のところに来なくてイライラしている客のところを、若い衆が回って歩きます。いろいろイヤミを言われたり怒られたり。しまいには玉代を返せと言われます。
 この話のミソはやはり五人のキャラクターの演じわけですね。職人風の男、田舎者、侍風の男、妙に気取った感じの男……と、それぞれのキャラの若い衆への八つ当たりの仕方で楽しませてくれます。

 ところでこの音源、くすぐりやらなにやらは持っているCDと同じようなのですが、玉置宏は「昭和35年上野鈴本での録音」と言っているのに対し、CDの方は「収録日不明」となっています。果たして同じ録音なのか別なのか……。

2005/02/06(日) 私事・見逃し
 本日の「笑いが一番」には柳家喬太郎が出ていたそうです。見逃しました。がっかり。演目は「寿司屋水滸伝」。聞きたかった……。

 「笑点」のハナはケーシー高峯。笑点でしか見たことがありません。しかもギャグにキレがなかったです。
 歌丸師匠からのお知らせで落語芸術協会の副会長に小遊三がついたと言っておりました。
 ときに、こん平の復帰が近いと聞きましたが、一方で絶望説も流れています。果たしてどっちなんでしょう?

2005/02/05(土) 私事・炭酸饅頭
 うちの母親は埼玉県川本町本畠というところの出身なのですが、そこで私の祖母が作っていたという炭酸を使った饅頭を、どういう風の吹き回しか母が突然作りました。

 饅頭のことはよくわからないのですが、イースト菌の代わりに重曹を使ってふくらませるのだそうで。本来は十五夜に作るものなのだそうです。つくづくどうして突然作る気になったのやら。

 見た目は素朴ですが、味の方はなかなか美味しかったです。祖母は酢饅頭なるものも作ったそうですが……どんなんだろう?

2005/02/04(金) 言葉・どんぐりころころ
 NHKラジオの『気になる言葉』のコーナーで、「どんぐりころころ」が取り上げられていました。

 実はこれは続編で、前回は「どんぐりころころ」の歌詞が「どんぐりこ」ではなく、「どんぶりこ」であるというのが主題だったのですが、その時に、実はこの歌には三番が存在するという話が出ました。
 それは作詞者・青木存義が作った詞ではなく、二番の最期が「泣いてはどじょうを困らせた」とアンハッピーエンドになっているので、続きを誰かが考えたらしいのです。その三番では、友だちのリスがどんぐりを助けて山に持ち帰るというようになっているようです。

どんぐりころころ ないてたら
なかよしこりすが とんできて
おちばにくるんで おんぶして
いそいでおやまに つれてった

 その放送、ちょうど旅行中でSと一緒に聞いていたのですが、その時にこんな会話を交わしました。
「山に持ち帰ったどんぐりをリスはどうするだろう?」
「当然、食うだろうな」
「よりアンハッピーだ」
「もしくは『ヒッコリーの木の実』のように埋められたか」

 また、今日の放送では、ある幼稚園では次のように歌われているという話をしていました。

どんぐりころころ ないてたら
やさしいハトさん とんできて
やままでおくって くれました
どんぐりおれいを いいました

 さらに五番があって、どんぐりは「お山で立派な木になった」というラストで締めているパターンもあるらしく、「あながちヒッコリーの木の実説」も外れてはいなかったようです。
 それにしても、確かに子供のころ、どんぐりは池の中で手も足も出ぬまま朽ち果てていくしかないのか……という悲哀を感じたことも確かですが、リスやらハトの出てくる続編にはなにやら詩情がないような気がします。

2005/02/03(木) 音楽♪カゼノトオリミチ
 先月まで「みんなの歌」で放送されていた曲です。
 ラジオで聴いているうちに良くなって、テレビで放映されているのを録画してしまいました。
 たまたまそれが最期の放送で、危ういところでした。

 歌っているのは堀下さゆり。2005年2月にメジャーデビューするシンガー・ソングライターだそうです。しっとりしたの高音の歌声。
 歌詞はわりと抽象的で、恋の歌のようでそうでないような感じ。
 誰が好きとか嫌いとか、どんな恋愛しているとかどういう愛が理想とか、そういう意味のはっきりくっきりしている歌詞は苦手です。(英語の歌詞は別ですが。意味がよくわからないから)

 アニメーションは望月智充・近藤勝也・田中直哉……って、みんなジブリ系ですね。演出が、「海がきこえる」で監督をつとめた望月智充。作画を「おもひでぽろぽろ」の作画監督の近藤勝也。美術を「猫の恩返し」で美術監督をつとめた田中直哉。
 曲の世界をそのままアニメにしているような、いないような。
 ちょっと思ったのは、肩幅の広い背の高い男性って、女性からすると一つの理想型なのかなぁ、とかいうことでした。いえ、アニメに出てくる顔のない男の人が、そういう感じの人だったので。
 
 

2005/02/02(水) 私事・腱鞘炎
 右手首が腱鞘炎です。時々、思い出したようになります。夜、眠れないくらい激しく痛んだりします。湿布を貼ってもあまり効きません。今回は湿布も切らしているので、冷えぴたクールを貼ってごまかしています。

2005/02/01(火) 落語・『菊江の仏壇』二代目三遊亭百生
 昨日・今日の二回に分けて放送されました。
 上方の噺です。百生という人は上方の噺家さんだったらしいのですが、後に東京に来て活躍したのだそうです。

「遊郭通いばかりしている若旦那。本妻は心痛から病気になり、実家に帰って養生しています。
 ある日父親がそんな若旦那に「お前、たまには自分の妻の見舞いに言ったらどうなんだ」と小言を言います。しかし、いっこうに聞き入れる様子のない若旦那。
 あきれた父親は代わりに自分が見舞いに行くといって出かけます。その留守の最中に、若旦那は馴染みの菊江という芸者に会いに行こうとしますが、息子を外に出すなと父親に言い含められている番頭が許しません。
 すると若旦那、番頭が店の金をごまかして女をかこっていることを知っているぞと言って番頭を脅します。やむなく番頭は、菊江に若旦那が会いに行くのではなく、逆に店の方に呼ぶように言います。しかし、それでは店の者の口を封じなければなりません。それならいっそ、店の者も一緒に騒ごうじゃないかということになり、それぞれの好きな食べ物を頼んで、酒を飲んでどんちゃん騒ぎをすることになります。
 ところが、そこへ帰ってこないはずの父親が戻ってきて、店の者は慌ててご馳走を片づけ、若旦那は呼んだ菊江を仏間に隠します。
 帰ってきた父親は、本妻の死を若旦那に告げ、葬儀のために仏壇にしまってある物を取りに来たと言って仏間に入っていきます。そこに立っている菊江。それを見た父親は、死んだ本妻が化けて出てきたものと思ってしまいます」

 若旦那が番頭の悪事を暴露する辺りは『山崎屋』、店の者が好きな物を頼みまくり、どんちゃん騒ぎをし、旦那が帰ってきてしまう辺りのくだりが『みそ蔵』を彷彿とさせる噺です。
 バチバチと調子を取るために縁台を叩くのが、ラジオだとちょっとうるさいというか、耳障りでした。
 ジャンルは怪談に入るようなのですが、本物の幽霊は出てきません。それにしてもひどい若旦那だ・・・。


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