ロバの耳
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最新の絵日記ダイジェスト
2006/08/15 夏休みV
2006/08/14 お盆
2006/08/09 おとぎばなし
2006/07/30 殺しの儀式
2006/07/28 大雨と長靴

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2005/02/28(月) 落語・『茶釜の喧嘩』(1)二代目三遊亭圓歌
 大変珍しい話で、今ではかける人がいないとのこと。戦後ではこの録音の演者、先代の圓歌しかかけていなかった噺だそうです。内容は「天災」によく似ています。

 酒好き、ケンカ好きの長屋の熊さん。散々酔っぱらって正体を失い、友達に連れられて帰宅します。
 次の朝、起きるとひどい二日酔い。顔を洗いに行くと、縁側から向かいの魚屋でまぐろをおろしている所が見えます。今日は仕事を休んでまぐろの中トロの刺身で迎え酒を……と悪い気を起こし、女房のおてるに用意するよう言いますが、仕事もしないで冗談じゃないと怒られます。
 むしゃくしゃした熊さん、なんとか口実をみつけておてるに文句を言ってやろうと見回すと、神棚の御神酒徳利が片方しかありません。職人の神棚に御神酒徳利が一つなんて縁起が悪いというなんくせをつけると、そこから大変な大喧嘩が始まります。
 次の日、大家に呼びつけられた熊さん。こうのべつまくなしに夫婦ケンカばかりされていてはかなわないからでていってくれ、と店立てをくいます。ただし、離縁をしておまえが一人になるなら許してやろうという条件。実はこれは表向きのことで、離縁となったら熊さんは二人の仲人である漢学者の先生の所に行かざるをえない、そうなったらお説教してもらえるだろうという大家のもくろみ。
 案の定、熊さんは仲人の漢学者の先生の所に行くことになり、すべてのいきさつを見抜かれた上、「おまえは化けなきゃダメだ」というお説教を受けます。

 今日のところはここまで。明日は先生に言われたお説教の文句を使い回そうとして、散々言い間違えるくだりをやります。

 落語のパターンで言い間違えネタって好きです。もちろん「天災」も大好き。春風亭柳朝の歯切れのいい語り口などは本当に面白く、何度も何度も聴いてしまいます。特に好きなのは「夏の雨は馬がふらぁ」「小僧が屋根からおちてくらぁ」のところ。

 「茶釜の喧嘩」が流行らないのはわかりにくいからだということでしたが、どんな風に言い間違えるのか、明日が楽しみです。


 

2005/02/27(日) 目薬・ロート『ドライエイド』
 目薬が切れたので新しいのを買ってきました。

 私は目薬が大好きで、特に染みるのが好きでした。長いこと愛用していたのは同じロート製薬の『Zi』。ですが、いまいち効き目が弱いので、最近、別なものをいろいろ試しています。

 今回買ってみたのはロート製薬の『ドライエイド』。かなり目が乾くので、思い切ってドライアイ専用の目薬を買ってみたのです。値段は『Zi』の三倍近くします。

 この目薬の謳い文句は、薬液の粘度を高めていること。「角膜表面を包み込むようにして涙の蒸発を防ぎ、目の潤いを保つ」というわけです。

 確かに効き目は抜群。こんなに差し心地の良い目薬は初めてです。
 しかし、1回2、3滴、1日3〜4回の点眼という用法・用量では、7mLの目薬などあっという間になくなってしまいそうです。高いのに……。

ドラマ・土曜ワイド劇場『明智小五郎対金田一耕助』

 一応、見てみました。番組の途中から後半の1時間ですが。
 予想はしていたのですが、その期待はまったく裏切られず、大したドラマではありませんでした。TOKYOの長瀬が金田一、松岡が明智。これでもかとばかりに商業主義に走っているというか、露骨な視聴率稼ぎをしているというか。

 ところで土ワイ関係では友人のN氏が喜びそうな情報が。江戸川乱歩シリーズDVD-BOX発売されます。
 01〜02年にかけてリリースされた天知茂の明智小五郎シリーズ全25作品が「江戸川乱歩シリーズDVD-BOX(1)〜(3)」として6月8日に発売されるそうです。
 天知の明智は友人Sも好きなんですよねぇ。かくいう私も好きでしたが。
 買っちゃおうかなぁ・・・。

2005/02/26(土) 野球・楽天vs巨人
 大分でのオープン戦。4対3で楽天ゴールデンイーグルスが勝ちました。初対外試合、初勝利、おめでとうございます!

 楽天の先発は一場、巨人は久保。
 一場は小雪が舞うという悪コンディションの中、初球いきなり150キロをマーク。体格は良いし、マウンドでは新人らしからぬ堂々とした態度でした。

 投球内容は一回に清原からタイムリー・ツーベース、三回には高橋慶喜からホームランを打たれ、二失点。課題は追い込んでからの決め球とコントロールでしようか。打たれたケースはカウントを悪くしてからのものでしたから。

 攻撃陣で個人的に応援しているのは平石選手。もとPLのキャプテンで横浜の松坂との死闘を演じました。背番号33。途中出場でしたが最終回に逆転につながるヒットを打ちました。ぜひ彼にはレギュラーを勝ち取ってもらい、4月1日の開幕ゲームでの西武戦では恐らく先発するであろう松坂と対決して欲しいです。

2005/02/25(金) 私事・胸の痛みの正体
 先月からとれない胸の痛み。
 これはどうやら胸ではなく、食道か胃のようです。どちらかが炎症を起こしている模様。
 困ったものです。

2005/02/24(木) 私事・時給減額
 アルバイトの時給、また下がるとのお達しがありました。
 これで三度目。
 いくら年季積んで信頼を勝ち得ても給料はさがる一方とは。トホホ……。

アニメ・『二つのスピカ』

 深夜枠にNHKで宇宙パイロットもののアニメをやっていることに気がついて録画してみました。再放送のようで、もう既に4話目。これがなかなか面白い。

 第4話 「遠い日の記憶」
(初回放送:2003年11月22日)
「宇宙学校入試。仮設居住モジュールの中で過ごす7日間の課題はドミノを完成させること。ライオンさんの言葉を思い出し、がぜんやる気を出すアスミ。しかし、なかなかはかどらないドミノ並べに圭とマリカは対立してしまう。突然、室内が減圧され、とまどう3人。アスミに悲しい記憶が押し寄せる」

 この作品を面白くしている要素は、まぁ、なんでもそうなんですが、様々な謎があることです。

 例えばSFマンガの名作「11人いる!」も試験のために宇宙船の中に十人の受験生を隔離し、そこに様々なハプニングや謎があるというもの。

 本編の宇宙学校の試験も三人グループごとに部屋割りがされ、そこに隔離されたまま「ドミノをする」という妙な課題が課せられます。一見ランダムに見える部屋番号などにもそれぞれ意味があり、それをのほほんと解いてしまう主人公アスミは、暗く重い過去も背負っているというなかなかのキャラ。彼女に宇宙への憧れを植え付けた「ライオンさん」なるライオンのかぶりものをした謎の人物もいたりします。

 絵も落ち着いていて丁寧ですし、これからちょっと見続けてみようと思います。

2005/02/23(水) ドキュメンタリー・『追跡“第三の男”「制作秘話」』
 昨夜NHK衛星第2で放送された『第三の男』の制作秘話をほぼ同時刻に放送していました。

「1949年に制作された不朽の名作『第三の男』誕生の背景を、出演者や制作スタッフへの取材を通じて探る。『第三の男』にまつわる知られざるエピソードや、映画の印象的なカットが苦心の末に生み出されたことが明かされる」

 解説によると、私が見て強く残った印象はやはり制作者側の狙い通りという感じで、してやられっぱなしでした。オーソン・ウェルズ演じるハリーの登場シーンの猫との絡みなども、映画史上屈指の名場面なのだそうです。

 ところで、本日の放送でも各所に映画のシーンが多々挿入されていたのですが、昨日の放送時とは字幕の訳がかなり違っていました。それで、昨日はイマイチよく意味がわからなかったセリフが、「なるほどそういうことか」と理解できた箇所が何ヶ所もありました。
 特にそう感じたのは有名な観覧車のシーンでの会話。映画の主題という意味でも非常に重要なポイントであるにも関わらず、昨日の字幕では会話の内容がイマイチ読み取りづらかったのですが、それが今日の字幕だととてもすっきりとわかりやすかったのです。
 たかが映画の字幕ですが、訳し方次第でその映画に対する印象もかなり変わってしまう可能性があるようです。
 まぁ、再見ということも多少は理解度を深めた理由の一つではあるのかもしれませんけれど。

2005/02/22(火) 映画・『第三の男』 監督キャロル・リード
 本当は新作を映画館に見に行きたかったのですが、時間とお金の節約のためにBSテレビを見ました。

 49年のイギリス映画。出演はジョセフ・コットンとオーソン・ウェルズ。

「第二次大戦後のウィーン。親友のハリー・ライムの招きでこの街を訪れた作家のマーチンは、到着早々ハリーが死亡したことを知らされる。ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが……。その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。陰影や構図を凝らした、サスペンス・スリラーの傑作」

 名作と言われる『第三の男』ですが、初めて見ました。音楽はもの凄く有名ですね。サスペンス調のドラマなのにシターの奏でる妙にほのぼのとしたメロディです。

 前から気にはなっていたのです。別にストーリーがどうこうではなく、ドイツ語講座のテキストの中の会話に
「Nein.wir gehen lieber ins Kino.(いいや、それより映画に行こう
Heute gibt esDen dritten Mann=v今日は『第三の男』をやるよ)
という一文があったので。

 だからイギリス映画なのに私の中ではこの映画の題名はDen dritten Mann≠ニ刷り込まれてしまっています。

 ドイツ語講座で話題にとりあげられただけあって、本編中もドイツ語がよく出てきます。しかも字幕が出ないのでヒアリングの練習になりそうです。悲しいかな、私はほとんど聞き取れませんでしたが。

 オーソン・ウェルズは凄くかっこいいですが、初めて彼が登場するシーンで、彼の靴にじゃれる猫がまた可愛い。ワンシーンだけなのですが実に印象的なシーンでした。

2005/02/21(月) 漫画&アニメ・『エイリアン9』富沢ひとし
 友人に頂いたDVDを見たら原作を読み返したくなったので、久しぶりに読みました。アニメの方、原作の途中で終わってしまったので。

 すでに前世紀の作品なんですけど面白い。私がいくら推しても周囲の反応はイマイチなのですが。
 あまりスタンダードな絵柄でないところが友人たちの反応を鈍らせる原因でしょうか。それともその絵に似合わぬ意外とハードな内容のせいか。
 アニメが途中までしかやらなかったのも、世のオタクたちにウケる内容ではなかったからかもしれません。

 登場人物たちが平成14年生まれなので今年3歳ですか。そのうち共生型エイリアンがふってくるのかな。


 

2005/02/20(日) 映画・『アザーズ』/監督 アレハンドロ・アメナバール
 本日の「日曜洋画劇場」は『アザーズ』ですね。
 この映画、劇場公開時に上野の映画館で見ました。立ち見でしたね。東京の映画館って狭くてしかも混むのであまり行きたいと思う場所ではないですね。

 ジャンルはホラーなのでしょうが派手な恐さはなく、ポーの小説のようなゴシックスリラーという感じ。一応、ラストもサプライズ・エンディングなんでしょうが、途中でわかりますね。この頃、ちょうど『シックス・センス』という前例があったので。

 花・シンビジウム

「洋蘭の一種。熱帯から温帯に広く分布し、地生または着生する。
寒さにも比較的強いので、多く栽培されている」

2005/02/19(土) 私事・ドイツ語
 ドイツ語を勉強しているというとなんだかイヤミったらしくて話題にしなかったのですが、ちょっと書きます。
 実際、勉強してるってほどのものでもなく、遊んでるって感じですし、語学はなんでも苦手なので苦手なものに挑戦したいという反抗心からしてることでもあるのですが。

 ラジオ・ドイツ語講座のテキストは近所の本屋で探すのもわりと苦労するので半年前に定期購読にしました。途中で投げたら恐いので定期購読にはしてなかったのですが、もう二年も続けばさすがに投げないだろうと思ってそうしたのです。

 ところが半年前の9月から始まった講座は以前に放送され、そのぶんのテキストが揃っていたやつだったのでショックでした。まぁ、連載とかが面白いからと自分を慰めたのですが。
 その教訓から、来春からの放送は新作であるという情報を入手しました。また購読を続けるつもりです。

 ところでテレビでもドイツ語講座やっているのですが、こちらは8月で挫折しました。どうもテレビは途中で挫折します。出演者はどんどん上達していくのに、次第にとり残されていくプレッシャーも感じますしね。

 まぁ、ラジオもそうなんですが、前半の頃はまだ簡単なので聴いている気力も続くのですが、難しくなってくると辛いですね。今、ラジオで流れている「ライプツィヒの初恋」は一度通して聴いたことがあるうえにCDまで買い揃えたりしたのでようやく聞き続けられているという感じです。

 でも、本当にマッタク身に付いていないというか、映画やらテレビやらちょっとしたことでドイツ語を聞く機会があっても、いまだに内容はさっぱりわかりません。

2月絵日記の続き


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