ロバの耳
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最新の絵日記ダイジェスト
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2006/08/14 お盆
2006/08/09 おとぎばなし
2006/07/30 殺しの儀式
2006/07/28 大雨と長靴

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2005/11/30(水) 私事・遅いプレゼント
 妹君から一ヶ月遅れの誕生日プレゼントをもらいました。

 ステッドラー社の製品いろいろ。色鉛筆のセット、水性ボールペンのセット、バッグ、エプロン、マイスターフェスト。ステッドラーはドイツの文具メーカーです。

http://www.staedtler.co.jp/

 最近、絵なんて描いてないし、しかも色をつけるのは苦手なのに。

 でも、ありがとう、妹よ。

2005/11/29(火) 耐震ラジオ・強度の偽装問題めぐり国会参考人質疑中継
 正直、事件そのものにはあまり関心がなかったのです。自分はマンションには住んでいないし、近くに大きな建物もないから、完全に他人事というわけですね。

 でも、今日は暇な仕事だったので、たまたまラジオ中継していたこの放送を、午後たっぷり聞いてしまいました。

 被害者の人たちは大変だと思いますが、私は不謹慎にも参考人たちがどんないいわけをするかに興味がありました。そりゃ、いいわけするでしょう。誰だって逃れられるものなら責任は逃れたい。誰が好きこのんで責任を背負い込みだがるもんですか。誰が一番悪いのかとか、責任はどこにあるかなどを考えたら、参考人たち全員に責任はあるのです。

 それにしても質問の仕方が自民党はお粗末。質問内容は焦点がどこにあるのかわからないような曖昧なものだし、時々述べる意見もわりと感情的な故人論。あまり真相があきらかになりすぎると自民党に不利益でもあるのでしょうかね。

 聞いていて気持ちよかったのは民主党。不祥事ばかり起こしているくせに、どの口がそんなこと聞くんだとは思いましたが。イーホームズの社長から新事実を次々と聞き出していったのは民主党の質問でした。

 イーホームズの社長はヒューザーの社長の目の前で次々と本人の悪事を暴露してました。姉歯建築士が出席してなくて残念でしたが、その代わりに本日の主役はこの人でしたね。二人はかなり険悪なムードでした。

 それにしても大金をかけてビルを建てて、それが大欠陥品で使い物にならない、そんなビルが他にもたくさんありそう……なんいう無駄遣いでしかも迷惑な行為かと思います。補償もするったってお金が湧いて出てくるわけでもなし、いったいどうするんでしょうねぇ。

2005/11/28(月) 私事・あちこち痛い
 両手首、二の腕、肩、太股。
 腱鞘炎とか筋肉痛です。
 年だな。

2005/11/27(日) 音楽♪空気公団のツアー
 空気公団が新アルバムの発表記念ツアーで仙台にやって来ます!

 嬉しいよー、嬉しいよーと喜んでいられたのもつかの間、オフィシャルHPをチェックしてみたら(最近、ずっとさぼっていた、というか、そんなにそんなに熱心に情報を集める性格ではないのがこういう時に祟る)優先予約受付はもう終了していました。

 チケット発売は12/10。果たして無事に買えるかなぁ、と今からドキドキしております。

2005/11/26(土) 私事・ガメラ噛まれる
 子供の頃に買ってもらったソフビ。いつの間にかなくなっていったのですが、唯一、ガメラだけが残っていました。

 今日、部屋の掃除をするためにドアや窓を開けっ放しにしていたら、いつの間にか侵入者が。そしてそいつはガメラの指をガジガジに噛んで、指を二本食いちぎっていました。

 別にいいけど、なんか悲しい。

 とりあえず瞬間接着剤でつけました。

2005/11/25(金) 私事・恐ろしいごぼう
 犬のブログは見ないけれど、とりあえずこっちだけはチェックしておくか……という方もいてくれると思うので、ネタはかぶるのですが、ごぼうの話。

 うちの畑でかなり長くて太いごぼうが採れました。掘っても掘ってもまだ先があるという、昔話にでも出てきそうなモノ。その大きさは一緒に写っている犬と比較してみてもらえればわかるでしょう。

 ところが、これが見かけとは裏腹にとっても柔らかくて美味しいのです。このごぼうで作ったきんぴらは絶品でした。ここまできんぴらごぼうを「美味しい」と思ったのは生まれて初めてのことかもしれません。

 しかし、これだけ大きいと量もはんぱなくあるわけで、我が家の料理にはここのところずっとごぼうが絡みます。みそ汁でも煮物でもそばでもサラダでも、なんでもごぼうが入るのです。

 ごぼうは繊維質の塊であるため、通じが良くなるというのは有名な話ですが、これはようは消化しにくいということで、腸にとってはかなりの負担。おかげでここのところ朝はトイレに二度行き、それでも現場で腹痛に悩まされるという始末です。外仕事だとこれが結構辛い。

 しかし、画像のごぼうはまだまだ残っていて、さらに畑にはこのタイプのやつが数本掘られずにあるのだそうで。

 実に恐ろしいことです。

2005/11/24(木) 本・『ローマ人の物語 危機と克服(上)』塩野七生 新潮文庫
 失政を重ね帝国に混乱をもたらしたネロが自死した翌年(紀元69年)、ローマには三人の皇帝が現れては消えた。ガルバ、オトー、そしてヴィテリウス。初代皇帝アウグストゥスの血統ではない彼らに帝国の命運が託されたが、傲岸、生硬、怠惰という各人の性格に由来する統治力のなさが露呈、いずれも短期間で破滅した。さらにその間、軍団同士が争う内戦状態に突入し、帝政始まって以来の危機的状況に陥る。果たしてローマ人はこれをいかに乗り越えたのか。(カバー裏より)

 カリグラやネロはキ○ガイで、スキャンダラスな奇行を行って帝政をしくじったというような通説というか、風説を現代人の多くは信じているように思えますが、実際の彼らの所業は少し違っていました。

 確かに彼らの行為は奇抜なものもありました。皇帝のくせにプロの歌手になろうとして、下手な自作の詩を演じるため、各地を興行して回ったというのはその最たるものかもしれません。これを見に行った人々は皇帝の権力で強制的に見に行かされたわけではなく、いわばアイドル歌手の真似事をする皇帝を、面白がって見に行ったのです。

 彼らは人気取りのために派手な政策をし、そのために国家の財政を傾けた、軽薄で単純な若者に過ぎませんでした。ネロの母親殺しも、権力欲をむき出しにし、自分をコントロールしようとする母親に対する、家庭内暴力のようなものです。

 そもそも、ローマの皇帝というのは、権力に訴えて暴虐が行えるほどに強い立場にいる者ではありませんでした。元老院と大衆と軍団の支持を得られなければ、すぐにその座から転がり落ちてしまう。ですから、カリグラやネロを始皇帝やヒトラーと同列に考えるのはかなり間違った認識です。

 ネロだって、軍団の支持を失い、市民にそっぽを向かれ、元老院に第一人者の称号を剥奪されたことによって追いつめられて自死をしたのです。

 本巻はそういう経緯を経て、ネロというユリウス家の血を継ぐ最後の皇帝を失ったローマ帝国は、どうなっていったのかという話であります。とりあえず上巻は、ネロの死後一年間に、三人の皇帝が即位し、また殺害された歴史が書かれています。

 ネロの相次ぐ失政で相当にヤバくなったローマ帝国は、その三人の凡人皇帝の私利私欲による引っかき回しのせいでさらに危うい状態へと陥ります。そこに登場するヴェスパシアヌス。彼はどう帝国を立て直すのか?

 まぁ、上巻はこれから面白くなるための序章、ローマが泥沼の危機的状況へ陥っていく過程ですから、読んでいてあまり面白くなかったというのが正直なところです。でもまぁ、それも「克服」部分が面白くなるために必要な要素でしょう。

 それに、これくらいの危機で読む気を失っていたら、五賢帝以後、斜陽していくばかりのくだりなんてとても読めませんや。

2005/11/23(水) ニュース・「紅天女」能になる
 今朝の朝日新聞に『ガラスの仮面の「紅天女」が能に』という記事がありました。

 「ガラスの仮面」というのは演劇をテーマにした人気少女マンガのことです。東京の方ではアニメもやっているようですね。こっちでは見られません。「紅天女」(くれないてんにょ)は作中の舞台作品。それが能として来年上演されることが決まったのです。

 原作の美内すずえが監修、宝塚の脚本・演出家植田紳爾が脚本、演出・主演は梅若六郎。美内すずえは梅若の舞いを見て、「作品でやろうと思っていたことをやられてしまった!という感じ」などとコメントしていますが、だったらさっさと描いてしまいなさいよ……。

 今年には原作漫画の最新刊43巻が出るという話ですが、果たしてどうなることやら。

▼能「紅天女」
日程:2006/2/24〜25
会場:国立能楽堂(東京)
監修:美内すずえ
脚本:植田紳爾
演出:梅若六郎
主演:梅若六郎

2005/11/22(火) 漫画・講談社の新刊4冊
 本日発売の講談社の漫画新刊を4冊買いました。

 そのうち、なんと野球漫画が3冊。見回すと野球をテーマにした漫画って多いですよね。私はもとより、日本人ってつくづく野球が好きなんだなぁと思います。

『ドリームス42 川三番地/七三太郎』
『おれはキャプテンH コージィ城倉』
『おおきく振りかぶってD ひぐちアサ』

 一番面白かったのは『おおふり』。

 『おれキャプ』は続きが読みたくてすごく待っていたんですけれど、ちょっと期待はずれでした。テンション下がってきた感じです。

 『ドリームス』はもう惰性で買ったようなもので、次巻からは買わないかもしれません。

 私の好きなタイプの野球漫画は、試合の場合、わりと一打席一打席をしっかりと描いているものです。打者、投手、捕手、監督の心理的な駆け引きや作戦。これに守備のトリックプレーや走者の走塁などが加わると、実に展開が緻密で立体的になります。

 『おおふり』はこれをしっかりやっています。しかもかなりリアルに。作者はよほど取材をしたものと思われます。これをちゃんとやると、無理にキャラを立てようとしなくても、それぞれがとても個性的になってくるんです。野球漫画の場合。

 そもそも面白い野球漫画の構図とは、まず何かしら飛び抜けた才能を持っているキャラを出して、そのキャラが効果的な練習をして才能に磨きをかけ、試合で発揮して活躍するというものです。

 『おれキャプ』は前巻まではそのバランスが良かったのですが、本巻は展開を急いだ感じで、試合における練習による成果や、主人公の個性がいまいち描き切れていませんでした。

 『ドリームス』はもう問題外。天才が信じられないようなことをわけもわからずにあっさりとやってのける。ピッチャーはその凄さを出すために三球三振ばっかり。打者も凄くなくちゃいけないからホームランはポンポンでる。ホームランか三振かという展開です。キャッチャーのリードも監督の采配もない。

 もちろん、そういう「少年マンガ」的な、ノリだけの野球マンガもあっていいとは思いますけれどね。私はそろそろやめ時かな。

 野球漫画でない残りの一冊は、『ヒストリエB』岩明均。

 これも待たされてようやく出た一冊です。そしてそれにしてはちょっと展開が遅いですね。これで4巻が出るまでまた待たされるのかと思うとちょっと辛いです。

 

2005/11/21(月) 私事・鳥の餌台に
 昨日のことです。

 庭に置いてある鳥の餌台の上に、真っ白で巨大なものが留まっていました。

 な、なんだ、この超巨大鳥は!

 驚いて良く見たら、猫でした。
 猫が鳥のために置いておいたパンくずを食べてました。

11月絵日記の続き


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