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2005/01/20(木)
テレビ番組・BSこだわり館『THE・少女マンガ!〜作者が語る名作の秘密〜』
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来週の月曜日、24日から26日までの三日間、衛星第2テレビで『少女漫画』の特集番組が放送されるそうです。
初日は美内すずえの『ガラスの仮面』。 先日、最新刊が出たばかり。実は雑誌で連載中の時と単行本とではストーリーが変わっているという話で、いくつかのパラレルワールドがあるとか。 この作品には「人に見せるための作品」とはどうあるべきか、どんな心構えが必要かということを教えられました。 今も壁に当たった時、煮詰まった時などに読んでいます。
二日目は庄司陽子の『生徒諸君!』。 これは中学生だった主人公・ナッキーたちが成長して大学を卒業し、社会人になるまでの長大な物語。少女漫画というか、青春漫画の傑作だと思います。 連載当時、周りの女子が「沖田くんが死んじゃった〜」と騒いでいて、何も知らない私は「なんのことだ?」と思っていたという記憶があります。 読んでからは、その当時の子達の想いにとても同感。沖田は格好良すぎです。
三日目は青池保子、『エロイカより愛をこめて』。 三作中、この作品だけ持っていません。ですから詳しいことは良く覚えていません。 鼻が異様に高い独特な絵柄の登場人物たちが印象的です。Zを「ツェット」と独逸語読みさせていた人物がいたような・・・。
三作とも、読んだのは大学時代。古本屋のバイトをしていて、その仕事中に読んでいたのでした。 それまであまり少女漫画は読んでいませんでした。妹が持っていたのを読ませてもらっていたくらい。理由は金銭的な問題が大きく、少女漫画を買ってチェックするだけの余裕が無かったのです。
しかし、古本屋でマンガのただ読み(実は禁止されていました……)が出来る環境になって、売れている作品には売れている理由があるはずだと、その理由を探るつもりで著名作品をいくつかチェックしたのです。
『ガラスの仮面』と『生徒諸君』はそれではまって、バイト先からそのまま全巻買いとったのでした。
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