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2004/09/04(土)
『まんがサイエンス\』 あさりよしとお
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Amazonからようやく本が届きました。と、言っても、一冊欠けての分割配送。これって残りの一冊を配送料、取られてしまうのでしょうか。それを倹約するためにまとめて買っているというのに……。 しかも、しかもですよ、欠けている一冊というのが、『ローマ人の物語』の上・中・下のうちの上!なんという惨い仕打ちでしょう。でもまぁ、『銭形平次』から読み始めるからいいですけれど。
で、届いた本の中に、『まんがサイエンス』の新刊もありまして、これは一足先に読了しました。今回は体についてのことがまとめられています。([は人型ロボットについての特集でした)どうすれば背が高くなれるかという疑問に答える「寝る子は育つ?」や、うんこについてのきちんとした知識を訴える「うんこの真実」。(いまだに学校のトイレでうんこをするとバカにされるという伝統は続いているようです)また、「毒はどうして毒なのか?」では、ミステリなんかでは「毒殺」ですまされている部分を、様々なタイプの毒に分けてどういう理由で人を死に至らしめるのかを説明してくれています。 それから、全ての生命はやがて「死」を迎えるという悲しく厳しい現実を認識させる「終わる命 つながる命」。私はまだ小さな頃から「いつか自分は必ず死んでしまうのだ」という叫びだしたくなるような恐怖を抱いていました。そして今もその恐怖からは逃れられてはいません。作者はそれに対していくつかの理由を説明してくれています。まぁ、どの理屈も理屈としてはわかるのですが、納得ができるわけではありませんよね。 でも最近は「生きること」の苦しさもだいぶ実感できてきたので、「生き続ける」ことに大きな疑問もおぼえるようになりました。でもやっぱり「死にたく」はないし、困ったものです。 まぁ、結局、「死ぬ」まで「生きる」しかないということなんですが。
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