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2004/09/24(金)
初めてのバス釣り その1
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生まれて初めてバスを釣りに行きました。釣り好きの友人Sのリクエストです。これまでSには管理釣り場でのルアー釣りやフライ釣りを教わったりしてきました。管理釣り場は面白いのですが、お金がかかります。だからお金のかからないうちの近所にのため池で、いるかどうかもわからないバスを釣ることになったのです。 候補地は2カ所ありました。二人とも昨夜は一時過ぎまで遊んでいたのですが、六時に起きて、一カ所めのため池に行きます。そこはバスがいるかどうかはわからないのですが、二十年前までは間違いなく雷魚がいました。Sに言わせると、バスの装備で雷魚を釣ると竿を折られるか持って行かれるかしてしまうので、どうかかからないようにと祈りながら釣るとのことでした。 ライズはあがって魚がいることは間違いないのですが、二人ともあたりがありません。そうして1時間ほど過ぎたころ、どこからかパンパンと火薬の弾けるような音が聞こえて来たので、近くで猟でもやっているのかと思っていたら、誰かの悲鳴が聞こえてきました。Sは「人殺しだ〜」と聞こえたといいます。やがてサイレンの音。見るともうもうと煙が上がっています。その悲鳴は「人殺しだ〜」ではなく、「火事だ〜」だったのでした。しばらくするとみるみる人と消防車が集まってきました。私たちは特に逃げるでも見に行くでも火を消すのを手伝うでもなく、ただ釣りをしていました。 結局、そこでの釣果は0。Sが雷魚が飛び跳ねるのと、小さなバスのあたりがあっただけという結果でした。私がちょっと席を外したのきっかけにして、別の場所、第2候補に向かうことにしました。 第2候補の場所は、その前を通ると必ず釣り人がいるというため池。行ってみるとなんとバスがうようよいたのでした。Sが言うには、「こんだけバスがいれば、そりゃ釣り人も群がるよ」とのことです。彼はそこではSは25センチの大物と小物を何匹も釣り上げました。私もあたりはあったのですが、会わせ損ねて逃がしました。
昼食に岩沼の『今昔亭』という蕎麦屋で鴨南蛮蕎麦を食べました。田んぼの中にある民家風の蕎麦屋です。Sは「雰囲気がいいね」と気に入ってくれたようでした。新蕎麦の季節ですから、蕎麦の味はいうことありませんでした。
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