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2004/09/29(水)
ローマ人の物語『ユリウス・カエサル ルビコン以前』中 塩野七生
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ようやく中巻読了です。ようやくというのはちょっと違うでしょうか。読むのが大変みたいなイメージがありますから。あれこれしていてこの本を読むための時間が少しづつしかとれないのが原因です。(睡眠時間は絶対に削れないですし) 内容は、ついにガリア戦記に入りました。この本を読み始めた動機にようやくたどりついたわけです。その本家本元『ガリア戦記』を読んだ時はぴんとこなかった内容も、ガリアに遠征に入るまでのカエサルの個人的事情とか、当時のローマの政情とか、ガリア遠征中にも同時進行で起きている首都での元老院派と民衆派の争いとか、そういうことが書かれていることでより面白く読めます。さらに『ガリア戦記』が良い予習になったというか、理解もしやすいんですね。本の二度読みという習慣はないのですか、なるほど、良い読書法なのかもしれません。 カエサルが遠征した紀元前一世紀は、今やオシャレの最先端みたいなすまし顔をしている西ヨーロッパやイギリスは、深い森と湿地、そして蛮族が割拠していた世界でした。特にイギリス(ブリテン)の風俗などは、先日『キング・アーサー』で観た原住民のスタイルそのまま、青い染色を体中にぬりたくってまるでインディアン。英国紳士も元はそんな感じだったんですね。
今日のオールナイトニッポンはなんと「朝倉南」のオールナイトニッポンなんだそうですね。そう、DJがあのいわずと知れた『タッチ』のヒロイン、南ちゃんなんだそうです。どんな内容なんでしょう? 当時の朝倉南がDJをするのか、年をとった現在の朝倉南なのか、それとも南役の声優さんがやるということなのか。以前、『マクロス』というアニメのヒロインがラジオのDJをするというコンセプトのアルバムがありましたが、あんな感じになるのでしょうか。だとしたら、恥ずかしくて聴くにたえないような気もします。 気になるところですが、聴くつもりはありません。睡眠時間のほうが大事ですので。 最近、あきらかに三十代をターゲットにした企画が多いような気がします。今、この世代が一番お金持ってるとでも思っているのでしょうか。私なんて銀行にあと1000円しかないというのに……。
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