ロバの耳
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2004/08/11(水) 甲子園5日目
 市和歌山商【和歌山】VS宇都宮南【栃木】 11−6

 和歌山といえば強打の智弁和歌山が有名ですが、市和歌商も打線が売り物のようです。しかし、宇宮に6点取られる投手では……。もっとも、この試合、ラジオで聴いていたので、投手や打者の質はいまいちはかれませんでした。

 聖光学院【福島】VS鳥取商【鳥取】 6−0

 聖光学院は福島の伊達というところにありまして、北の方にある学校なんですね。それで、宮城では南の方にある私の出身校と、現役時代に二度ほど試合をしたことがありました。こちらは公立、先方は私立なのですが、当時顧問の先生同士が知り合いかなにかだったのでしょう。
 その当時の聖光は甲子園とはちょっと縁のない高校で、うちともどっこいの試合をしていました。先方のグラウンドに出向いたのですが、さすが私立、雨天練習場があったのがうらやましかった記憶があります。
 ピッチャーがいいですね。もっとも、相手に恵まれたというのもあるとは思いますが。

 PL学園【大阪】VS日大三【西東京】 8−5

 この試合から二回戦です。
 両校ともある一定のレベルに達している高校で、実に見応えのある試合でした。ただ、やはり日大三の方がやや実力は上で、さすがの「逆転のPL」も及びませんでした。このブロックからは日大三が8強入りするのではないでしょうか。
 日大三の背番号10のピッチャー、先発完投してかなり良い投手でしたが、終盤投げ急いで打たれていたので、その辺りに課題があようにみられました。

2004/08/10(火) 『宿屋の仇討ち』 五代目柳家小さん
 ラジオ名人寄席、二日かけて小さんの『宿屋の仇討ち』でした。
 『宿屋の仇討ち』は凄く好きな噺です。宿に泊まった騒がしい客と、それに文句をいう隣室の侍、間に入る宿の若い衆の伊八。芸者を呼んでどんちゃん騒ぎをはじめたり、角力をとりはじめたり、色事話を始めたりと、しだいにエスカレートする隣客に、沈黙、手拍子……「いはぁーち」。もう最高、車の中で休憩しながら、一人でくすくす笑って危ない男状態でした。
 志ん生は『庚申待』という題でやっていたそうです。もともとは関西では『宿屋の仇討ち』、関東では『庚申待』と言われていたようです。それで、『庚申待』というのはなにかと言いますと、「庚申の日の晩は庚申待(こうしんまち)≠ニいって、寝ないで過ごす。これは人の体内にいるという三尸(さんし)という虫が庚申の晩、人が寝ているすきに天に昇ってその人の罪を告げるので、それを防ぐためである。また、この晩に男女が同衾し妊娠すると、その子は盗賊になると言われていた。古川柳にも〈庚申をあくる日聞いて嫁困り〉とある」だそうです。
 昭和53年3月23日、195回東横落語会の高座からの録音でした。

 甲子園4日目

 鳴門第一【徳島】VS千葉経大付【千葉】 1−4

 初出場同士の対決でした。千葉経のリリーフに出てきたエースの松本は監督の息子だそうですが、打力、投手力ともにBクラスでしょう。

 富山商【富山】VS佐賀学園【佐賀】 10−5

 富山商は出場校中、地方大会の打率の成績は三位。佐賀学園は最下位という、打撃対守りの戦いでした。守りのチームというのは、エースが超高校級の選手でないと上位を望むのは難しいと思います。点が取れないということは勝てないということですし、逆に取られてしまったら逆転は厳しいということになりますから。
 それなのに佐賀は結局五点も取りました。富山のピッチャー力がかなり悪いということなのか……と思ったら、エースが故障で投げられないということでした。
 千葉経と富山商は東北と同じブロック。勝ち上がってくるのは、富山商のエースが復調するかどうかが鍵でしょう。

 西日本短大付【福岡】VS東海大甲府【山梨】 6−11

 西日本短大は日ハムの新庄選手の出身校だそうです。点の取り合い、荒っぽい試合になりました。こういう試合をしているチームならどちらが来ても大丈夫です。

 塚原青雲【長野】VS佐土原【宮崎】 1−3

 塚原青雲は全校生徒50人中、45人が野球部員だそうです。三年前出場のときは17人、一時は2人まで減ったという話ですが、なんというか、極端ですね。それにしても全校生徒が60人って、スポーツ学校かなと思って調べましたら、普通科と調理科……不思議です。

2004/08/09(月) 甲子園三日目・東北高校登場
 甲子園出場校には、二つのタイプがあると思います。
 一つは、甲子園出場が目標だったチーム。
 もう一つは、甲子園で勝つことが目標であるチーム。
 前者が後者に勝てないことは、言うまでもありません。

 熊本工【熊本】VS下妻二【茨城】 3−1

 両校とも投手を中心とした守りのチーム。熊本工は2安打で3点をとって、9安打1点の下妻二を破りました。力はほぼ互角だったと思います。
 正直なところ、今の高校野球では、守りだけのチームでは勝ち抜きは難しいと思います。熊本工は春の選抜でも東北のダルビッシュにノーヒット・ノーランに押さえられました。次の戦いはかなり厳しいと思われます。

 盛岡大付【岩手】VS明徳義塾【高知】 2−15

 予想通りのワンサイド・ゲーム。優勝候補、横綱級の明徳義塾に、全てが平均点のような中途半端なチームでは結果は目に見えています。

 遊学館【石川】VS県岐阜商【岐阜】 6−3

 勝った方が次の東北の相手。どちらかといえば、県岐阜に勝って欲しかったのですが、やはり遊学館が来ました。
 東北がベスト8に残るためには、次の遊学館戦がポイントになりそうな気がします。

 東北【宮城】VS北大津【滋賀】 13−0

 先日試合をした優勝候補・横浜高校が、報徳を相手に横綱野球をしたのを見て、私は明徳や東北の試合は、勝ち負けよりも試合内容だと思っていました。
 つまり、どれだけ圧倒的なワンサイドゲームができるか、ということです。はっきり言って、このクラスを相手に負けないまでも苦戦するようなチームは、とても優勝候補とは言えないのです。
 しかし、東北はきっちりワンサイドで勝ちました。
 最初の8点までは、相手のミスによるもので、東北の実力ではありません。しかし、七回の攻撃を見て安心しました。きっちりとバントをすることでリズムを作り、相手の隙を見逃さず、かさにかかって攻めることができる。これで今年も東北は、優勝に絡むチームだと確信できました。
 ダルビッシュは8安打もされましたが、打たせてとって要所をしめるというピッチングは、まるでプロの熟練の投手を見るようでした。
 その証拠に、彼の投球数は九回までで115球。しかも無四球です。
 横浜・涌井の制球力と力のあるピッチングは驚異です。
 明徳のピッチャー古川は涌井より格は落ちますが、打線の強力さはそれを補って余りあります。
 それに対する東北は、大量得点をとっても集中を切らさず、取れる追加点をねらい続け、余計な点は一点もやらないという意識を試合中ずっと持ち続けていました。
 組み合わせ的にも他の優勝候補校に比べて恵まれていると思うので、ぜひこの調子で頑張って欲しいです。

2004/08/08(日) NHKアニメ・ポアロとマープル『ABC殺人事件』
 やはりポアロは長編もので、殺人事件をあつかったものがいいですね。ネタさえ知らなければ、充分に見ている人の興味を引く筋立て。クリスティは本当にエンターティナーだったのだなぁと感心します。
 それにしても番組の後にやる『アガサ・クリスティ紀行』は本当に良いですね。実際に英国に行って自分の目でクリスティゆかりの地や物を見られない人間にとっては、おいしいところをチョイスして紹介してくれています。

甲子園二日目

 尽誠学園【香川】VS東海大翔洋【静岡】 3−10

 伝統的に東海大系列の学校というのは打力があるというイメージがあるのですが、東海大翔洋も静岡にしては珍しい強力打線のチームでした。決して尽誠のピッチャーが悪かったわけではないと思います。

  桐生第一【群馬】VS岡山理大付【岡山】 9−15

 平成十一年、いまから五年前の決勝戦と同じ顔合わせとなりました。その時は桐生第一が勝って、群馬県勢初の優勝を決めています。
 一気に七点差をひっくり返した桐生第一でしたが、相手にも大量得点を許し、大差での負けとなりました。今年はどこも打線が活発ですね。みな積極的に打っています。

 報徳学園【兵庫】VS横浜【神奈川】 2−8

 一回戦屈指の好カードでしたが、内容的には横浜余裕の勝利でした。横浜は打線に繋がりがあるうえ一発を打てる打者もいます。さらにエースの涌井は、調子にのったら高校生ではちょっと打てそうにない超A級の投手です。これは間違いなく優勝候補でしょう。ベストエイト以降まで東北が横浜と当たらないのが幸いです。(しかも、途中で明徳義塾とつぶし合いをしてくれそうですし)
 打線は東北より上です。ただし、控えの投手の質は東北の方が上だと思います。涌井一人で長丁場の甲子園を投げきらなければならないのだとしたら、そこが唯一の弱点でしょうか。
 それにしても東北も横浜も、チーム内の和という点ではまとまりきれていないという印象をうけます。それでも試合はきっちり勝つのですから、選手は相当ドライに割り切っているのでしょう。高校生なのにそれができるというのがまた凄いですが。

 日本文理【新潟】VS京都外大西【京都】 1−2

 実力は僅差、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
 それにしても新潟の学校はなかなか勝てませんね。

 これまでに見たところ、ダルビッシュや涌井を超A級の投手だとすると、どの出場校の投手もA級くらいの力はあるように思います。しかし、それ以上に打線が積極的で、点数の入る試合が続いています。
 この傾向が他校にも共通しているとすると、東北もダルビッシュのデキいかんでは、どうなるかわかりません。

2004/08/07(土) 甲子園1日目
 3試合が行われました。各試合の感想は、「東北が優勝するためには」的な分析です。

 天理【奈良】VS青森山田【青森】 4対3
 途中までは予想していた通り青森山田が勝っていたのですが、追いつかれた末に延長12回でサヨナラ負けをしてしまいました。残念です。先発ピッチャーはうまく打ちこんだのですが、2番手に押さえられてしまいました。確かに天理のピッチャー、打ちにくさからすると2番手の方が良かったですが、終盤、少し制球が甘くなったところを見ると、スタミナに不安があるのかもしれません。
 青森山田のピッチャー柳沢はダルビッシュの元チームメイト。彼を含めてレギュラーの8人がまだ二年生なので、来年は東北より強くなるかもしれません。

 浦和学院【埼玉】VS広島商【広島】 3対1
元埼玉県民だっただけに浦和学院を応援しました。まだ埼玉県は優秀したことがないですし。
 広島商業のピッチャーはなかなか良い投手でしたので、失策がらみで点を取っておかなければもっとキツイ試合になったでしょう。実力はほぼ互角でした。

 明豊【大分】VS中京大中京【愛知】 3対6
 東北優勝のためには明豊に勝って欲しいような気もしました。総合力が中京大中京の方が上だからです。中京大中京のエースはなかなか良い投手ですが、明豊打線もそこそこ打っていましたので、打てない投手ではないようです。やはり恐いのは打線ですね。

2004/08/06(金) 『キング・アーサー』監督ジェリー・ブラッカイマー
 レイトショーで見てきました。レイトですと火、木の1000円には及びませんが、毎日1200円とお得なのです。
 この作品はプチ大作という印象を受けました。つまり、いまいち見応えにかけるという感じでしょうか。寡兵が大軍と戦うその戦法に関しても疑問が残りますし、両軍入り乱れての戦闘シーンにもいまいち迫力が感じられません。その原因は、主役であるアーサーやランスロットなどの核となる人物たちの剣技に迫力がないせいだと思います。これなら『トロイ』の方がずっと見応えがあります。別にブラット・ピットのファンなわけではないのですが、彼の演じたアキレスは本当に格好良かった。
 それにしても、結局はサクソン人に支配されてしまうブリトン人やら、伝説における「ランスロットと王妃の不義」、アーサー王の死などを全部なかったことにして、ハッピーエンディングになっているのはさすがにハリウッド映画ですね。

画像・月下美人
 今年も咲きました。夜にしか咲かない不思議な花です。

2004/08/05(木) 『ファイナルファンタジー』 坂口博信監督
 BSでやっていたので観ました。けれど途中で見るのをやめました。なぜかというと、「つまらなかった」からです。見るだけ時間の無駄、正直、上映当時に映画館に見に行かなくてよかったと思いました。
 実際、この映画は興行的に大失敗したそうですが、今回途中まで見ただけで、その理由がよくわかりました。すでにいろいろなところで散々語られたのでしょうが、私なりの見解を語りたいと思います。
 まずゲームとまったく関係のない話にしてしまったこと。これは当然ゲームのFFと同じ世界観で作るべきだったでしょう。それだけでファンはチェックするでしょうから。というか、まったくその情報を知らずに入った観客は、見た後で騙された気分になったでしょうね。
 そしてストーリー。「地球に隕石とともに侵略者が飛来し、人類は絶滅寸前に。その危機を乗り越えようと苦闘する主人公たち」こんな話、はたしてCG映画にする必要があったのでしょうか。今までハリウッド・スターを主役にして散々撮られてきたSFアクション映画とまったく代わりがありません。しかも、その出ていれば必ず客の入るであろうハリウッド・スターは一人も出ていないのです。アクション映画のスター抜き。そんな映画、いったい誰が面白いと思うでしょう?
 CGについては、これまで観たフルCG映画の中では一番デキが良かったと思います。とくに指先の自然な感じには感心しました。『アップルシード』にこれくらいのCG技術が使われていたら、と思ってしまいます。
 それにしてもこれでは興行的に失敗するのは目に見えていたと思うのですが、制作者サイドは何を考えていたのでしょう。監督は利益を度外して、趣味でベタなSFアクションを撮りたかったとしか思えません。これだけの技術がありながら、実にもったいない。
 いくらCGがリアルになろうとも、それだけでは客は入らないと思います。リアルのアクションにはまだ生の迫力がありますが、それがCGにあるかというと、私は疑問に思うのです。例えば最近のスターウォーズを観ても感じたことなのですが、初期の三作、ミニチュアを作り、それを実際に爆破したり破壊したりしている映像の方が、同じようなことをCGで処理している最近の映像より、遙かに見応えがあるんですね。CGはまるでオモチャというか、ゲームの画面を見ているような感じ。見る側がそう感じた時点で、すでにリアリティは失われてしまっているんです。
 映画において、これからCGはますます活用されていくと思うのですが、見せ方はもっともっと工夫しなければいけないと思います。特にフルCGで映画を撮る場合、CGでしかもたらせない視覚的快感のようなものを発見しなければ、成功は永遠にありえません。
 誰かそういう革命的な発想・観点を持った監督が現れてくれないものでしょうか。


2004/08/04(水) 夏の全国高校野球選手権大会
 いよいよ組み合わせが決まりました。元高校球児としては血が騒ぎます。

▼1回戦
第1日(7日)
 ▽天理(21)【奈良】VS青森山田(5)【青森】
 ▽浦和学院(7)【埼玉】VS広島商(22)【広島】
 ▽明豊(2)【大分】VS中京大中京(24)【愛知】

 初日から好カードが並びました。見所満載です。青森山田もいまや強豪。私は天理を食うのではないかと思っています。

第2日(8日)
 ▽尽誠学園(9)【香川】VS東海大翔洋(初)【静岡】
 ▽桐生第一(7)【群馬】VS岡山理大付(4)【岡山】
 ▽報徳学園(11)【兵庫】VS横浜(11)【神奈川】
 ▽日本文理(3)【新潟】VS京都外大西(6)【京都】
第3日(9日)
 ▽熊本工(16)【熊本】VS下妻二(初)【茨城】
 ▽盛岡大付(5)【岩手】VS明徳義塾(11)【高知】
 ▽遊学館(2)【石川】VS県岐阜商(25)【岐阜】
 ▽東北(19)【宮城】VS北大津(初)【滋賀】

 白河の関越えの期待がかかりますわが地元・東北高校は、こういってはなんですが初戦はまず初出場の無難な相手。世間の注目は投手のダルビッシュ優に集まっていますが、私個人はあまり彼のことを信用していません。粘りがないというか、スマートすぎるというか、点を取られるときはあっというまに取られるタイプなのです。ツーアウトから長打を連続してくらって一点とか。そして自身が投げない時の打席はあっけない三振が多い。はたして主将としてみなに信頼されているのか、チーム内はまとまっているのか、不安です。むしろ私の注目している点は切れ目のない打線。一番家弓がスランプからぬけさえすれば、隙のないすばらしい打線です。

第4日(10日)
 ▽鳴門第一(初)【徳島】VS千葉経大付(初)【千葉】
 ▽富山商(15)【富山】VS佐賀学園(5)【佐賀】
 ▽西日本短大付(4)【福岡】VS東海大甲府(10)【山梨】
 ▽塚原青雲(3)【長野】VS佐土原(初)【宮崎】
第5日(11日)
 ▽市和歌山商(3)【和歌山】VS宇都宮南(4)【栃木】
 ▽聖光学院(2)【福島】VS鳥取商(初)【鳥取】
▼2回戦
第5日(11日)
 ▽PL学園(16)【大阪】VS日大三(11)【西東京】
第6日(12日)
 ▽佐世保実(3)【長崎】VS駒大苫小牧(4)【南北海道】
 ▽修徳(4)【東東京】VS鹿児島実(15)【鹿児島】
 ▽中部商(2)【沖縄】VS酒田南(6)【山形】
 ▽秋田商(14)【秋田】VS済美(初)【愛媛】

 そしてもう一つの注目校はやはり春の優勝校・済美。きちっと夏に勝ち上がってくるということは、勢いだけでなく実力校の証拠。正直、東北優勝のためには地区予選で敗退してきて欲しかった学校でした。初戦の秋田商業は、私は好カードだと思っています。秋田のエースは150キロ近い速球を投げるので、エースの調子がすごく良いときに当たれば、秋田が済美を食ってくれるかも、と期待しています。

第7日(13日)
 ▽岩国(3)【山口】VS旭川北(2)【北北海道】
 ▽鈴鹿(初)【三重】VS浜田(11)【島根】
 ▽福井(6)【福井】VS天理―青森山田の勝者

 さて、どこが優勝しますでしょうか。一応、「初の優勝旗を東北に」の願いはあるのですが・・・。
 ダルビッシュの精神的な成長というか、「なにがなんでも勝つ」という気合いを期待しています。高校野球は気合いも大事です。

2004/08/03(火) 『ちはやぶる』 五代目柳家小さん
 『ちはやぶる』は、超有名な「根問いもの」です。「根問いもの」というのは、言葉や物事のいわれ、ルーツをたずねること。落語の演目には、 いわゆるこうした「根問いもの」も数多くあり、『やかん』、『浮世根問い』などが有名です。
 今日の『ちはやぶる』は昭和50年8月29日の東横落語会のものだそうです。やはり落語を聴くならライブ音源ですね。(一番良いのはライブを見ることですが)志ん生ほどわらわせにかかってはきませんが、小さんのくすぐりにはまた絶妙な味があります。   

2004/08/02(月) 『粗忽の釘』 五代目柳家小さん
 全盛期の小さんはまずハズレなしです。大笑いはできないかもしれませんが、これぞ古典落語というものを聴くことができます。(なんかえらそうにすみません)残念なのはスタジオ録音でライブでなかったこと。ライブでないと笑いの間がとれないんですよね。でも、今回はわりと聴けましたけれど。笑いの多い噺ですから。
 『粗忽の釘』は粗忽という題通り、そそっかしい人が引っ越し先で壁に釘を打ち抜いてしまうという噺。全編、そそっかしい主人公のドジぶりが笑えます。
 小さん師匠は亡くなる一年くらいまえに生で見ました。やったのは『親子酒』だったのですが、体と舌の震えが酔った演技なのかそれとも年からくるものなのか判断つかず、ヒヤヒヤしながら見た記憶があります。

 話はまったく変わりますが、プロ野球、元巨人のチョ・ソンミン投手、オールスターで怪我をしてそれからどうしたのかと思っていたら、二年前に退団していたのですね。そして元奥さんに暴力をふるって傷害事件で逮捕されたとか。堕ちた英雄というか……なんか、悲しいですね。

8月絵日記の続き


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