|
2004/08/17(火)
甲子園12日目
|
|
|
東海大翔洋【静岡】VS中京大中京【愛知】 3−7
お隣県同士の東海地方対決になりました。 翔洋は初回、四番でキャッチャーの斉藤が腕をボールに当てて交代を余儀なくされるというアクシデント。それでも1点を常に先行し続けます。しかし、六回裏、機動力をからめた中京の攻撃にエースがつかまり、一気に3点を取られて勝ち越されてしまいます。 中京は七回、八回にも1点ずつを加え、ベスト8に駒を進めました。次の相手は春の選抜優勝、春夏連覇を狙う、強打の愛媛・済美高校です。
横浜高校【神奈川】VS明徳義塾【高知】 7−4
初回、横浜は明徳先発・横手投げの松下から四番・橋本が先制のツーラン・ホームラン。しかし、その裏、明徳もタイムリーで3点を取り逆転します。 序盤、雨が強く降りました。雨は、どうしても守備側に不利をもたらします。ピッチャーの制球も甘くなりますし、守備もしにくくなりますから。好投手・湧井もこの雨には手こずっているようでした。が、後半、雨が弱くなるにつれ、次第に調子を上げ、明徳打線を押さえ込みます。攻撃では六回以降に松下をつかまえ、逆転。九回にもだめ押しをして勝利をものにしました。 明徳義塾は横浜と甲子園で三回戦って、三度とも逆転負けです。 横浜は明日、駒大苫小牧と戦います。
千葉経付【千葉】VS東北【宮城】 3−1
はたして千葉経付の無失点左投手・松本を左投手に弱い東北打線は打てるのでしょうか。若生監督は対策は万全と言っていますが。降りしきる雨というのも、ダルビッシュには不利な条件です。 やはり雨がたたるのか、初回からダルビッシュはピンチの連続。ランナーを出しては粘りのピッチングで押さえていきます。 東北は七回の裏に内野ゴロの間にサードランナーがホームに帰って1点先取。しかし、八回裏、先頭の四番・松本がいきなりスリーベース・ヒット。ノーアウトランナー三塁の大ピンチを迎えます。しかしここもダルビッシュは三振を取ってピンチを切り抜けます。 九回も先頭打者がヒットで出塁。ツーアウトまで取りましたが、ランナー三塁でここでも雨に呪われサードがエラー。同点に。 左投手を苦手としています東北打線ですが、松本投手の弱点はスタミナ。これまでも、終盤につかまるケースかよくあります。東北はそこにつけこみたいところですが、フライを打って助けてしまいます。 10回表、ダルビッシュはついに1点をとられ降板。リリーフした真壁ももう1点追加されてしまいます。そしてそのままゲームセット。残念ながら、東北の優勝はありませんでした。 千葉経付の次の相手は修徳です。
『万金丹(その2)』 五代目柳家小さん
この話は『二人旅』の延長上にあるような噺で、二人の旅人が寺にたどり着くまではほとんど同じ展開をします。 今日はそのお寺のシーンから。軽い気持ちで出家した二人が、お経を読みながら、酒や女の話をしたり、しまいには住職を殺して金を盗もうか……などと言い出すくだりは最高です。 最後は住職の留守にお布施目当てにでたらめな葬式をやり、仏に戒名をつけてくれと頼まれます。そこで題になっている「万金丹」の登場。薬袋に書かれている文字をそのまま戒名にしてしまい、珍解釈をしていくのです。
|
|
|