ロバの耳
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2004/08/15(日) 甲子園10日目・他
 富山商【富山】VS千葉経大付【千葉】 0−1

 勝った方が東北の次の相手となります。両サウスポーの投げ合いで締まった試合になりました。
 富山商の林投手は巨人の岡島のような投げ方で、肩口から入ってくるカーブに左打者は手こずっていました。
 千葉経大付のエース・松本は、同校松本監督の息子さんですが、これも左からのスリークォーター気味の横手投げ。対角線から来る低めのまっすぐは、これまた左打者を苦しめました。また、千葉経大付は外野のポジショニングが良く、ヒット性の辺りを何度もくい止めていました。
 どちらが来るにせよ左の好投手ということで、左の多い東北打線は苦戦しそうだと思っていたのですが、千葉経大付のエース・松本と守りがこの調子で来るとなると、やはりそう多くの得点は望めそうにありません。恐らく東北打線も左の横手対策はするのでしょうが、松本をどれだけうち崩せるかが鍵となりそうです。

 東海大甲府【山梨】VS佐土原【宮崎】 6−2

 試合内容はあまり注目していなかったのでよくわかりません。佐土原が破れたことで、九州・沖縄勢は全て姿を消しました。

 聖光学院【福島】VS市和歌山商【和歌山】 8−4

 両校とも守備は良く、攻撃は機動力が武器という、似たようなチームの対戦となりました。明暗をわけたのは投手力の差。聖光学院の本間投手は球速こそずばぬけてはいないものの、本格派の良い投手で、こちらが一枚上でした。
 聖光学院の点の取られ方はほとんどが守備のエラー。互いに機動力で相手の守備を崩そうとしたためか、守りのチーム同士にしてはエラーが良く出ました。攻撃では聖光学院はバントを失敗したことがないという言葉通り、実に堅実でねばり強い攻撃を見せ、市和歌山商の投手を崩しました。
 次の相手は東海大甲府。本間投手の調子が普通なら、ベスト8も夢ではないでしょう。

 甲子園の応援曲

 甲子園の応援席から流れてくる、ブラスバンドの演奏による応援曲は、かつてよりもずっと多彩になりました。いわゆる名も知らぬような定番曲の他にも、ポップスやアニメなどをアレンジして、今や定番と化した曲もあります。今大会で聴いた曲は、『ルパンV世のOPテーマ』『ひみつのアッコちゃん』(「あっこちゃ〜ん、あっこちゃ〜ん、好き好き〜」を「○○〜○○〜打て打て〜」と歌っているようです)『タッチ』『Drスランプアラレちゃん』『海のトリトン』『キューティーハニー』『暴れん坊将軍のテーマ』『サウスポー(ピンクレディー)』『どかーん(真心ブラザーズ)』『愛のしるし(パフィ)』『男の勲章(嶋大介)』『ねらい撃ち(山本リンダ)』『夏祭り(ジッタリンジン・ホワイトベリー)』『Sunny Day Sunday(センチメンタルバス)』と、これだけありました。(今の高校生では元歌を知らなさそうなものも・・・)
 どれも年をふるごとに応援曲として定番化されていくのですが、もちろん今年初めて応援曲になった曲もあります。私が気がついたのでは、『さくらんぼ(大塚愛)』が応援曲になっていました。新鮮で、なかなか良かったです。
 また、ゲーム音楽を取り入れているところもあって、『ドラゴンクエスト』のそれも戦闘シーンのBGMを応援曲化しているのも聴いたことがあります。
 逆にあまり聴かれなくなった曲もあります。昔はプロ野球の影響か、『エイトマン』など良く流れたのですが。『エイトマン』はプロ野球でも最近聴きませんね。

NHKアニメ・ポワロとマープル『ABC殺人事件その2』

 ネタさえ知らなければけっこう楽しめるデキになっています。あと二回も続くのか・・・とも思ってしまいますが。
 クリスティがよくやる伏線のパターンに、ストーリーとは関係ないようなことを列挙して、その中に紛れ込ませるというのがあります。例えば電車の中で前の人の読んでいる新聞のことを描写する。
「天気予報や○○という事件の詳細、××という洗剤の広告が見えた」という具合にですね。それであとで実はその洗剤が重要な手がかりになっているようなことがよくあるんです。
 だからクリスティを読むときは、「どうしてここでこんなつまらないことを列挙してるんだろう」と思うようなところを読み流さず、逆にチェックしておいた方がいいかもしれません。


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