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2004/08/10(火)
『宿屋の仇討ち』 五代目柳家小さん
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ラジオ名人寄席、二日かけて小さんの『宿屋の仇討ち』でした。 『宿屋の仇討ち』は凄く好きな噺です。宿に泊まった騒がしい客と、それに文句をいう隣室の侍、間に入る宿の若い衆の伊八。芸者を呼んでどんちゃん騒ぎをはじめたり、角力をとりはじめたり、色事話を始めたりと、しだいにエスカレートする隣客に、沈黙、手拍子……「いはぁーち」。もう最高、車の中で休憩しながら、一人でくすくす笑って危ない男状態でした。 志ん生は『庚申待』という題でやっていたそうです。もともとは関西では『宿屋の仇討ち』、関東では『庚申待』と言われていたようです。それで、『庚申待』というのはなにかと言いますと、「庚申の日の晩は庚申待(こうしんまち)≠ニいって、寝ないで過ごす。これは人の体内にいるという三尸(さんし)という虫が庚申の晩、人が寝ているすきに天に昇ってその人の罪を告げるので、それを防ぐためである。また、この晩に男女が同衾し妊娠すると、その子は盗賊になると言われていた。古川柳にも〈庚申をあくる日聞いて嫁困り〉とある」だそうです。 昭和53年3月23日、195回東横落語会の高座からの録音でした。
甲子園4日目
鳴門第一【徳島】VS千葉経大付【千葉】 1−4
初出場同士の対決でした。千葉経のリリーフに出てきたエースの松本は監督の息子だそうですが、打力、投手力ともにBクラスでしょう。
富山商【富山】VS佐賀学園【佐賀】 10−5
富山商は出場校中、地方大会の打率の成績は三位。佐賀学園は最下位という、打撃対守りの戦いでした。守りのチームというのは、エースが超高校級の選手でないと上位を望むのは難しいと思います。点が取れないということは勝てないということですし、逆に取られてしまったら逆転は厳しいということになりますから。 それなのに佐賀は結局五点も取りました。富山のピッチャー力がかなり悪いということなのか……と思ったら、エースが故障で投げられないということでした。 千葉経と富山商は東北と同じブロック。勝ち上がってくるのは、富山商のエースが復調するかどうかが鍵でしょう。
西日本短大付【福岡】VS東海大甲府【山梨】 6−11
西日本短大は日ハムの新庄選手の出身校だそうです。点の取り合い、荒っぽい試合になりました。こういう試合をしているチームならどちらが来ても大丈夫です。
塚原青雲【長野】VS佐土原【宮崎】 1−3
塚原青雲は全校生徒50人中、45人が野球部員だそうです。三年前出場のときは17人、一時は2人まで減ったという話ですが、なんというか、極端ですね。それにしても全校生徒が60人って、スポーツ学校かなと思って調べましたら、普通科と調理科……不思議です。
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