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2004/08/31(火)
やどかり
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台風一過、心地よい秋風が吹いております。
うちはいろいろ生物を飼っているのですが、先日甥が来たおりにまた新しくヤドカリを飼うことになりました。甥が来るたびにうちには新しい生き物が増えていきます。甥が欲しくて買ったものが、妹に飼育を却下され、うちに置かれていくというわけなのです。これから寒くなるというのに、可哀想なヤドカリ。飼育を任された父親は飽きっぽい人ですから、たぶんまた私におはちが回ってくるのでしょう。ところでヤドカリの餌って、ポップコーンなんですって。これには驚きました。デジカメで撮ろうと努力はしているのですが、すぐに貝の中に隠れてしまうので撮れません。もしとれたらそのうち紹介します。
さっき見たら、ヤドカリ、新しい貝に引っ越ししてました。 うまおいには梨の皮を上げました。さっそく汁を吸っています。 猫は鰹の刺身をたらふく食べてご機嫌です。 カメにはこうなごとエビのしっぽをあげました。 メダカと川蜷は増えるいっぽうです。
塩野七生の『ローマ人の物語』、文庫新刊がいつ来るかわからない状況ですので、それまでのつなぎといま、ざっと読み返しています。でも、やっぱり3巻から5巻にかけての『ハンニバル戦記』は面白いですね。「歴史上の名将を五人挙げよ」と言われれば必ずその中に入るという二人、ハンニバルとスキピオが同時代に生き、ザマの会戦において雌雄を決したのですから。これは他に類のないことだそうなんですね。しかも二人は会戦前に会見まで行っている。カルタゴ対ローマ、五万対四万の戦い。アルプスを越え、単身ローマに乗り込み暴れまわったハンニバルに対してその戦術面における弟子ともいえる若き名将(しかも美男子で誰からも好かれる明るい性格だったらしい)スキピオが展開する斬新な布陣と戦法。図説入りでわかりやすく解説される戦況の変化は読んでいて本当にワクワクさせられます。(どこまで本当かはわかりませんけれどね)
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