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2004/07/21(水)
夏休み子供科学電話相談
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今年も始まりましたNHKラジオ『夏休み子供科学電話相談』。 ずっと心待ちにしていました。仕事をしながらこっそりこれを聴いていると、午前中の時間はあっという間に過ぎてくれます。 科学各方面の先生方が子供たちの様々な質問に電話で答えてくれるというこのコーナー、やはり聞き所はそれぞれの先生のキャラクターでしょう。 私が気に入っている先生は、まずなんといっても「群馬昆虫の森」の園長、矢島稔先生。このコーナーの初年度からずっとレギュラーをはっていらっしゃる大御所。とかく子供に甘く迎合しがちな先生方の中で、びしっと厳しいところは厳しくしめておられるのが素晴らしい。「あめんぼはどうして水に浮くんですか」などという常連の質問が来ると、 「キミはどうしてそういう質問を思いついたの?」 「キミは本物のあめんぼを見たことがあるか?」 「まず本物を見なきゃだめだ」 「そしたらあめんぼの足下を良く見てごらん」 などたたみこみ、親にせっつかれたり、単にラジオに出たいからなどという安易な気持ちで質問して来た子たちの精神を叩き直してくれます。 この番組では子供からの説明しにくい質問があったときなどに話題をすりかえてしまうずるい先生や、まわりくどい説明で「これじゃ、聞いてる子供たちは何がなんだかわからないだろう」とイライラしてしまう先生などもおられるのですが、天文がご専門の国司真・永田美絵両先生はお二人ともキチンとわかりやすい説明をされるので素晴らしいです。でも、さすがに太陽が爆発している理由、「核融合」を小学生に理解させるのはちょっと無理みたいですけれど。 また、焦ってるような喋り方をする、植物がご専門の藤田智先生の説明も、とてもわかりやすく要点をつかんだ説明をされます。 とまぁ、かなりはまっているのですが、私の住む宮城県は同時に高校野球の中継も始まってしまったため、当分の間聴けません。とても残念です。
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