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2004/07/08(木)
ダイソーの100円落語CD
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ちょくちょく一緒に落語を聴きに行く友人から、ダイソーで落語のCDを売っているという情報を聞いて、さっそく買いに行ってきました。 買ってきたのは五代目古今亭志ん生の『品川心中・おいてけ堀』、『大工調べ』、二代目桂小南『いかけや・運廻し』、三笑亭可楽『富久・妾馬』の4枚。これでしめて400円です。 『品川心中』は私のもっている選集にもあるのですが、これがラッキーなことに別音源。しかも、こっちのほうがデキがいいかもしれません。 同時収録の『おいてけ堀』は舌がまわらなくなってからのものでかなり聞き取りにくいのですが、怪談噺でここまで笑わせてくれるとはとさすがです。 『大工調べ』はわりと喋りもしっかりしていて、40分、お白州のシーンまでしっかりと聴かせてくれます。(以前、柳家権太郎で『大工調べ』を聴いたとき、あまりの大家の憎々しげさに笑うのも忘れて腹をたてていたら、お白州の前にさげられてしまってものすごく欲求不満だった思い出があります) 可楽はその独特の喋り口が癖になります。少し地味ではありますが、はまったらもうたまりません。『富久』は少し客のウケが悪いですが、『妾馬』のほうは最高です。 これだけの噺が100円で聴ける。ちょっとでも落語に興味がある人なら、手をだしてまったく損のない商品だと思います。
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