ロバの耳
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2004年7月
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2004/07/06(火) 『仙台高雄』三代目三遊亭金馬
 今日の演者も金馬さんでした。演目は『仙台高雄』。
 吉原の花魁にはいろいろ有名人がいるのですが、その中でも仙台高雄は一、二をあらそう有名な花魁でしょう。高雄というのは代々継がれていく名跡なので、ここでいう高雄は二代目だといわれています。仙台藩主伊達綱宗の意に従わず、隅田川の三又で惨殺されたという(落籍され、仙台の地で没したという説も有)悲劇は、浄瑠璃や歌舞伎などの題材にもされています。
 落語の『仙台高雄』も、まさに「大金で伊達様に身請けされた高雄が、大名にひじ鉄をくわせる」というシーンを語る噺です。金にものを言わせて女をてにいれようとする殿様を、高雄がそでにするところがこの噺のミソなんでしょうが、個人的にはあまり好きな噺ではありません。
 この噺は地噺といって、演者のセンス次第で色々な型に作りあげないといけない噺なのだそうです。金馬さんはいろいろくすぐりをいれていましたが、語り口のうまさとはべつに、やっぱり噺はイマイチな感じでした。


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