|
2004/07/28(水)
『キャッチミー・イフ・ユーキャン』S・スピルバーグ監督
|
|
|
火曜日にツタヤの会員証を見せると1000円になる近所のシネマ・コンプレックスは、さらにその半券をツタヤにもっていくと旧作が一本無料になります。 本当は『遠すぎた橋』という戦争映画を借りたかったのですが、無かったので前からもう一度見直したいと思っていた『キャッチミー・イフ・ユーキャン』を借りました。 スピルバーグ監督とレオナルド・ディカプリオ。私はあまりこの二人の絡んだ作品を評価したことがありません。それは単なるオタク気質からくるメジャー物への反発と言った感覚ではなくて、実際に観て純粋に楽しめたか楽しめなかったかという正直な感想です。 ところが本作品は大好き。映画館で観てすぐに原作を買って、もう三度ほど読み返しています。DVDが出たのはもうだいぶ前ですが、本気で買おうかどうか迷っていました。今回は無料レンタルで観たわけですが、それでもなお、どこかで安く売っていたら、買おうと思っています。 ストーリーは、十代にしてパンナムの副操縦士、病院のレジデント、法律家などになりすまし、偽造小切手で250万ドルも稼いだ詐欺師。それを追いかけるFBI捜査官との行き詰まる追いかけっこです。ただしドンパチはいっさいなし。騙し騙されの頭脳戦。 役者で映画を観たりはしない方なのですが、華やかで大胆な若き天才詐欺師を演じるディカプリオと、ださいオジさんだけれども堅実に彼をおいつめていくトム・ハンクスが対照的でとてもいい。 バックに流れる音楽も私好みの60年代ナンバーが使われています。
|
|
|