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2004/07/23(金)
略式裁判・・・の手続き
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スピード違反で捕まった件で仙台地方検察庁からお呼び出しがかかり、指定日が今日でしたので行ってまいりました。 仙台地方検察庁はJR「仙台駅」から約1.5km、青葉通りを直進し、徒歩約20分といったところにあります。車で行ったのですが、どうせ駐車スペースなどないだろうと駅前のヨドバシカメラのPに置いて、そこから歩きました。 検察庁から来た手紙の宛名、「〜殿」と書かれているのがなんかお役所臭くて嫌な感じです。文字は妙にまるっこくて、若いやつなんじゃないかなどと思ったりしました。 受付で封書に入っていた書類を見せると警備員に「205号室に行って」と言われ、その部屋に行くとしきりのある机で6人くらいの人が働いていました。私の担当の方はぜんぜん若くなくて、白髪頭のおじさんでした。この人がまた、ぼそぼそつぶやくように喋るので、実に聞きとりにくい。 本人確認をされた後、「なんでこんなにスピードを出したの」と聞かれ、詳しく説明しました。 「母親を4時に送って、また6時にむかえに行くという間に、岩沼にある会社によってさらに仙台市内にある会社指定の給油所に行かなければならなかった。2時間なら余裕を持って行って来られると思っていたところ、その日国道4号線で清掃作業をしていて一車線ふさがれており、道が大変混んでいた。そこで時間を大幅にロスし、やむなく裏道に入ったら……」 そこまで話したところで急に話を遮られました。 「それでスピードを出しすぎてしまったと。でも、スピードを出しすぎるのは違反だからね」 そんなのはわかりきったことです。理由を聞きたいと言われたから話したのに、便宜的に聞いただけだったのでしょうか。 さらに不思議だったのは、職業を聞かれたときでした。 「アルバイトです」 「アルバイト? 何の仕事をしてるの?」 「誘導員です」 「誘導員? それって何? 会社名は?」 「株式会社○○○○○です」 「ああ、その会社員なんだね?」 「いえ、アルバイトです」 「具体的には何をしてるの?」 「だから車の誘導とか、施設警備とかです」 「その会社でアルバイトしてるの」 「はい」 どうやら私が誘導員でアルバイターであることがよく理解できないよう。 ちなみにうちの会社、その地方検察庁のビルの警備にも入ってました。よっぽど、「いつも出勤時と帰りに見てるでしょう?あれをやってるんですよ、あれを」と言ってやりたかった。 「たいした犯罪じゃないから、略式裁判と言って、裁判所のほうに出頭しなくても、書類だけで裁判してもらえるけれど、そうする?」 そうしなかったらどうなるんだろう? 多少は罪が軽くなったりすることもあるんだろうか? そう思いながらも面倒くさいので「そうしてください」と言う。 「ではそうしましょう。あとで裁判所から通知が行きます。この通知を受けとるときは印鑑がいるんだけど、家に誰かいる?」 「はい、います」 「じゃ、その人に通知が来ること話しておいて。あと、罰金は振り込み用紙を別途送るから」 「はい」 「それではなにかわからないことがありますか?」 「いえ、とくに」 「それではこれで終わりです。ご苦労様でした」 全ては十分たらずで終わってしまいました。 家に帰ると、まるではかったように一日講習の通知が届いていました。また平日に仕事を休んで仙台まで行って、高い講習料払って一日を無駄にしなければなりません。
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