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2004/07/12(月)
『百人坊主』 八代目三笑亭可楽
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本日のラジオ名人寄席は私の大好きな可楽師匠。 演目の『百人坊主』は関西風の題で、関東ではふつう『大山参り』と言います。関東圏では可楽師匠と八代目春風亭柳枝のみが『百人坊主』と言っていたそうです。もともとは関西の噺で、狂言の「六人僧」や、それをもとにした井原西鶴の「西鶴諸国ばなし」に原話があるそうです。 江戸っ子は今の人たちと違って、あまり旅を好まなかったそうです。行くとしたら関東圏内、東は筑波山、西は富士山といった感じ。その中でも大山は信仰半分、レクレーション半分でよく行かれたようです。 ちなみに大山のある場所は相模の国、今の神奈川県です。
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