ロバの耳
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2004年12月
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2004/12/06(月) 落語・『富久』五代目古今亭志ん生
 年末ジャンボ宝くじ、買おうかどうしようか迷ってしまうような噺です。

 酒でお客をしくじった幇間の久蔵は、はずみで買った富籤を神棚に上げ、酒をちびちびやっているうちに居眠りをはじめます。
 夜半、日本橋の横山町で火事があります。しくじった旦那が横山町だと知っている仲間が気をきかせて、久蔵を起こします。駆けつければきっと出入りを許されるだろうと旦那の店に駆けつけると、目論見どおり許されます。
 幸い、たいしたこともなく、駆けつけ三杯と酒を勧められ、いい気持ちで飲み始めた久蔵ですが・・・。

 昭和39年の12月29日の録音。病後の録音は、口がうまく回っていないので聞き辛く、周りが騒音だらけのところでイヤホンで聞くのには向いてはいません。
 火事場から荷物を運び出そうとするシーンでは、『転宅』と同じ「箪笥をはじめたくさんの荷物を持とうとして持ち上がらず、少しづつ減らしていって、結局全部降ろしても持ち上がらない。それも当然、柱をくくっていたから」というくすぐりが使われていました。


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