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2004/11/18(木)
エッセイ・『ありふれた生活232』三谷幸喜 朝日新聞
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朝日新聞の朝刊に三谷幸喜が連載している『ありふれた生活』に、先日観た『笑の大学』のことが書いてありました。
N氏がBBSで指摘していた通り、この作品は芝居でも上演されていたのですが、もともとはラジオドラマとして書かれたものだったのですね。ラジオドラマ→舞台→翻訳ロシア上演→落語→映画というような変化だったようです。ラジオ版が94年のことなのだそうですから、十年の間にずいぶんといろいろな媒体でとりあげられたものです。
舞台版をビデオで観た三谷ファンの後輩が、映画版を観て、「舞台版より時間は短いのにやたらと間延びしているように感じられた」と言っていました。私も感じたことなのですが、映画版は無駄なシーンが多い気はします。映像としての自由度が広がったぶん、そこにどんな絵を入れるかが監督の腕で、作品の特色にもなるのでしょうが、そこがイマイチうまく生きていない。もちろん個人の好みの問題でもあるのでしょうが、私ならあの話は、無駄のないラジオドラマが一番楽しめるような気がしました。
余談ですが、『笑の大学』の二人の登場人物、映画では検閲官・役所広司、作家・稲垣吾郎という配役でしたが、舞台では西村雅彦と近藤芳正、ラジオでは三宅裕司、板東八十助が演じたそうです。ロシア版はユーリー・イツコフとドミトリー・レベデフ。
未来少年コナン
第3話「はじめての仲間」。ジムシィとの出会いの巻です。NHKがクレームをつけた煙草を吸うシーンが出てきました。これはクレームつけるかも。よく放送したなぁ・・・。8話の水中での空気口移しシーンといい、宮崎監督も若い頃はかなりチャレンジャーだったんですね。
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