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2004/11/14(日)
私事・カメの冬眠
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一般的に言われているところの「旧暦」、「農暦」ともいわれる「太陰太陽暦」では先週の木曜日が9月29日で、秋の終わりの日でした。「旧暦」では秋は7、8、9月ですからね。
自然の動きを見る場合には「新暦」より「旧暦」を見るとよくわかる、なんていうことを申している人がおります。「旧暦」には閏月というものがあって、1年が13ヶ月になったりするのですが、例えば今年は2月が二回あったそうで、この2月が二回ある年というのは天候が不順になりやすいという統計があったりするのだそうです。また、5月が二回ある月はいつまでも暑かったりという具合に、その年の天候は旧暦を見ればだいたいわかると言われているそうです。
で、こちら宮城も昨日あたりを境に気温が下降しました。まぁ、そういうこともあって、そろそろカメを冬眠させなくちゃと思い、寝床となる腐葉土と落ち葉を拾いに青根温泉に行ってきました。
青根は遠刈田温泉から蔵王の不忘山に向かう道をまっすぐ川崎方面に抜ける山の峠にある温泉です。公共浴場が150円。休日ともなるとわりと人で混み合います。男女は別れてはいるのですが、しきりが低いために互いの洗い場などは見えてしまいます。 実は私は目が悪いためにしばらくそんなことには気づいていませんでした。もうずいぶん前になりますが、東京の大学の女の子の後輩が二人、うちに遊びに来てくれたことがあって、その公共浴場に連れて行ったことがありました。二人が入っている間、私は車で待っていたのですが、入浴してきた二人に、「まる見えですね」と言われて初めてそのことを知ったのです。偶然とはいえ、車で待つことにして本当に良かったと思いました。危うく人格を疑われるところでした。
青根温泉には古賀政男を記念する碑が建っております。そこには大学の友人たちを連れて行ったりもしたのでした。(関先生やN氏もその時一緒でした)その周辺の側溝の泥と落ち葉をかき集めてケースに入れてきました。
家に帰ると、カメの水槽の水を抜き、カメを中からとりだして、その落ち葉の中に埋めました。毎年このパターンです。初めはじたばた暴れたりもしますが、そのうちおとなしくなります。
これで来年の春まで、カメとはしばしのお別れです。
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