ロバの耳
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2004/10/08(金) 続プロ野球・妄想
 昨日はさんざん自分勝手な妄想を広げてしまいましたが、今度はもう少し現実に近い?話をします。

 楽天・ライブドア、どちらが来てもかまいませんから、どうか宮城球場の金網はとっぱらってください。

 それから、鳴り物は全面禁止にしてください。打球音が聞こえませんし、第一近所迷惑です。木製バットで硬球を打つ音というのは、本当に気持ちの良い音なんですよ。聴いたことのある人ならわかると思いますが。特に芯でとらえたときのあの軽やかで心地よい響きは、思わずおおーっとうなってしまうほどのものなのです。

 新球団設立とは関係ないのですが、プロ野球再編アイディアもありますので披露しましょう。(ひとりごとっていいなぁ、好き勝手に喋ることができて)

『選手にかける金額の上限を全球団が同一にする』
 これは各球団間に横たわる戦力不均衡を是正するための画期的なアイディアだと思います。つまり選手に払う給料の総額を、あらかじめ10億なら10億と決めてしまうのです。各球団はこの金額以内でなんとかやりくりをつける。こうすればお金のある球団がお金に物をいわせて良い選手ばかりかき集めるということができなくなります。1億円プレイヤーを10人雇うのもよし、1000万円クラスを100人そろえるのもよし。少数精鋭で戦っていくか、物量戦でいくかという戦略の違いはでてくるでしょうが、いずれも決められた金額の中でのことですから、不公平はないわけです。

 それにこれをやるとドラフト会議なんていうのも必要なくなります。選手は好きな球団を自分で選んで入団交渉をします。球団側は用意できる金額も決まってくるでしょうから、入団希望者を手当たり次第に入れるわけにもいかない。また、入団させて欲しいと言ってきた選手にも、うちに入りたいならこの金額なら雇ってもいいよ、とか、金銭的に余裕がないから雇いたいけれど雇えないよとか、言えるわけです。選手側も、巨人に断られたから阪神と交渉しようとか、給料は低いけれど入りたい球団だから入るとか、今年は就職浪人だとか、まさに一般人に近い感覚で就職活動ができるわけです。
 
 球団サイドとしても、選手にかけるお金の総計が初めから決まっていれば、経費削減になると思いまし、経営がしやすくなると思います。

 上記のことをふまえた上で、そらに次の三つのアイディアを追加します。

 『打者に対してデットボールやラフプレーで与えた投手の所属する球団は、怪我の程度に見合った賠償金を払う。また怪我をした選手が試合に出られなくなった場合、同額給料を支払われている選手の同期間の出場停止処分』

 どうしてこんなことを言うのか、というと、少数精鋭方針をとったチームは当然、主力選手に怪我をされたら困るわけです。逆に相手チームとってみれば故意に死球等を与えて相手に怪我をさせるという戦法をとらないとも限らない。その防止のためです。

 それから国際色を豊かにするため、『外国人枠の全撤廃』。

 選手にかける金額の総額が各球団とも同じならば、別に外国人を何人使おうが関係なくなります。要は決められた金額内でやりくりすればいいのですから。これまではお金持ち球団が有利にならないために、外人枠は3人まで、なんて決めていたんですからね。
 国際色豊かになればモンゴル出身選手がエースになったり、ロシアの選手がMVP取ったりするかもしれません。日本人の皆さん、人種をうんぬんするよりも、素晴らしいプレーそのものをもっと素直に楽しみましょうよ。

 選手の年俸が相対的に下がるであろうことに対する対策として、『選手のグッズの売り上げに応じたボーナス支給』。

 グッズの売り上げはつまりその選手の人気のバロメーターだと思うんですね。成績が良ければ当然人気はあがるだろうし、ファンを喜ばせるパフォーマンス術にたけていればそれもまた人気はあがる。要するに、これをすると選手にファンに対するサービス精神を向上させる効果があると思うんです。これまでは、単に良い成績を残せば給料があがっていましたが、このやり方をとれば、高給をとるためにはファンを喜ばせなければならないということになり、きっとプロ野球は「魅せる野球」に変わっていくと思います。また、グッズを買うことで、「この選手は私が支えているんだ」という意識もファンが持つことができます。

 というわけで、どうでしょう? このアイディアは? 結構面白いと思うのですが……。


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