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2004/10/22(金)
誘導員・危機一髪
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今朝、片側交互通行の現場に向かうため、国道を歩いていた時のことです。
背後で突然、もの凄い激突音がして、仕事仲間が「危ない!」と叫びました。慌てて前方に逃げてから後ろを振り返ると、信じられないことに、ユニック車についているアームが、私の目の前を通過していったのです。 音の正体はなんだったのかと確認すると、なんと「落石注意」の道路標識が根本からなぎたおされいるではありませんか。しかも上部の標識部分は柱の部分から外れて、五メートルほどはじきとばされています。 ユニック車は、そのままアームをぐるぐると回転させながら私の横を通り過ぎ、スピードを落として停まりました。アームはまだユラユラと左右に揺れていて、対向車がその下を通過していきます。
どうやらそのユニック車、走行中にアームを固定していた部分が壊れて、S字カーブに入ったところで遠心力で振られ、アームが回転してしまったらしいのでした。 アームの高さはちょうど生コン車の運転席くらい。この時もし大型車が通りかかっていたら、アームはフロントガラスを突き破り、大惨事になっていたでしょう。 また、私がもう数秒遅れて歩いていたら。アームに釣られたクレーンが頭にぶつかるか、なぎ倒された標識に挟み込まれていたかもしれません。 まさに、危機一髪というところでした。
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