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2004/10/10(日)
NHKアニメ劇場ポアロとマープル『金塊事件』
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やはりメイベルの父・レイモンドの話でした。ただし、物語現在の話ではなく、レイモンドの若き頃、マープルの思い出話として語られます。この話はもともと語り聞かせの形をとっていたので、うまく演出したものです。でも、マープルって昔っからおばあさんだったの?って感じも。
昔のガリオン船の宝探しをしているというニューマンという男と知り合ったレイモンドは、誘われてコーンウォールはポルペランの彼の家へとやってきました。 ポルペラン行きの電車ではバッジウォース警部と乗り合わせます。彼は、暮れにこの街の沿岸で金塊を積んだ船オルトラン号が沈みましたが、金庫の中は空だったという事件を調べに来たのです。 ある夜、散歩に出かけたニューマンは何者かに暴行を受け、さるぐつわをかまされた状態で発見されますが、その犯人として前科歴のある酒場の主人・ケルビンが疑われます。どうやらニューマンは、ケルビンらが洞窟に隠していた金塊を運び出すシーンに居合わせたために暴行を受けたと思われたのですが……。
今回は原作にはない、田舎町セントメアリミードの収穫祭の宝物探し(宝はなんとジャガイモ!)などの描写が素敵でした。『クリスティー紀行』では作品の舞台が紹介されるのが良いですね。
来週もマープルもの、『火曜クラブ』から『青いゼラニウム』。 もうずっとこのままマープルものを続けて欲しいです。
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