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2005/06/06(月) 『宇宙船』ご臨終。
老舗もついに『特撮ニュータイプ』とかの角川商法の攻勢に白旗を揚げざるをえなくなった。
一つの時代が終焉を迎えた訳だ。

朝日ソノラマの『宇宙船』といえば、特撮やSF・ファンタジーの映画・テレビを取り上げてきた伝統ある専門誌。
『ゴジラ』や『ガメラ』『ウルトラマン』などのキャラクターだけでなくその特撮の裏側を取り上げる事で次代を担う特撮マンや脚本家、特撮愛好壁のある漫画家などの育成にも大きく貢献してきた。
古き良き時代の特撮映画から最新の特撮ヒーローまで網羅していたこの雑誌は、ファンの交流の場や新技術紹介の場でもあった・・・

だが、独壇場だった時代は終わりを告げた。
新たに参戦してくる同業他誌とのしのぎをけずるバトルがはじまったのだ!
職人気質でガテン系な老体には、これは少々辛いものがあった。
じっくり腰をすえた仕事が向いてる人に、スピード作業を求めちゃいかんよ。
伝統あるから懐かし系の記事にはめっぽう強かったけど、情報の流通スピードが速い現代特撮の話題には対応しきれてなかった。記事が殆ど他誌の後追い状態なのに危機感を持ったのか、特撮系若手俳優で誌面埋めてみたり、コラム欄を強化してたみたいだが、残念ながら力及ばず・・・

まぁ正直、旬刊から隔月刊になってからの最近は酷かった。
独自スクープもないのに、月刊の他誌よりも刊行ペースは遅い。
その上編集者が入れ替わったせいか、記事内容のレベルが旬刊の頃と比べてかなり酷くなってきていた。
更に、読者交流コーナーがディープなオタと決め付け屋、固定絵師に占領されちゃってて殆ど機能しなくなってた。
懐かし系のディープな記事以外読む価値なくなってたから私ももう随分買ってなかった。
つーか、そこだけしか興味ないから最近は立ち読みで済ませてたぐらいだしなぁ。

『休刊はしょうがない、これ以上無様な醜態をさらさずに済んだし良いじゃないか、今までご苦労様』
というのが、かつての愛読者の正直な感想。
何だか『 ゴジラ FINAL WARS 』観た時の感想みたいだけど、ご冥福をお祈りいたします。


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