Diary in 日高
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2009/07/12(日) この日に
今回の旅は、いつもより1日短い日程。やっと来れたと思ったら今日はもう帰る日。昨日は☆のご実家でかわいいとねっこちゃん達に会えて本当にうれしかった。5月に来れなかった分、余計に愛らしい瞳達に出会えるのはありがたいと感じる。そして今日は、ずっと戻りたいと思っていた場所へ、もちろんこの日は絶対に晴れ。今日も例外なく、朝起きると真っ青な空に「まってるよ」という彼の声が聞こえてきそうだった。

美味しい朝食を頂いて、早速目的地へ。途中、主人の大好きな場所で秋までのお別れをして(笑)、左右に広がる放牧地を見ながら名残を惜しんだ。また来る場所だと思っても、帰る日はやはり寂しい。それでも先に進もうと心が逸るのは、彼に一秒でも早く会いたいから。お誕生日にはきっとたくさんのお花に囲まれていたのだろうな。私のお花、気に入ってくれていただろうか。そんなことを考えながら、途中いつものお花屋さんで花束をお願いする。もう何度もお邪魔している『花とく』さん。今日対応して下さった方は奥さまのよう。「黄色と緑」の花束をお願いして、他のお花を見ていると「お客さん、どちらからですか?」とその方。「青森からです」とお答えすると「ああ、やっぱり」とのお答え。「なに、そんない私って訛ってる??」とショックを軽く受けていると、「私、お隣の能代なんですよ。だからお客さんの言葉が何だかなつかしくて」とおっしゃった。ずっと地元の方だと思っていただけにビックリ。お花ができるまで秋田と青森の話をして、何だかまずまずこのお花屋さんが身近になったような気がした、それから「稲原さんのところですか?」とお聞きになったので、「毎年、春と秋にお花のお願いに来てました」と言うと、「本当に幸せな馬ですよねぇ。こんな風にして来てもらえるなんて」と答えて下さった。帰り際、「これ、持ってって」と地元の名産「ニシパの恋人」とメロンをお土産にいただいた。本物の「ニシパの恋人」は初めて!ありがたく頂戴してお花を抱え、「また秋に来ますので」とお礼を言って、『花とく』さんを後にした。

今回もスズちゃんのおかげで新しい出会い。何度来ても、なにか新しい出会いがあって、それはスズちゃんが巡り合わせてくれているもの。そのことを一番先に伝えようと思った。いつもより、ちょっと色の濃い緑の中に、少し大きくなったとねっこちゃんが遊んでいた。その姿を見ながら、一番着たかった場所へ。真っ青な空の下で、お日さまのような彼が待っていてくれるような気がした。お花と持ってきたリンゴとニンジンを備えて目を閉じる。お花屋さんのこと、5月にとっても来たかったこと、☆と2つの大会で頑張ったこと、☆が私の命より大切な存在であること、そして、スズちゃんが私の生きる支えであること…。いろんなことを心に浮かぶままに話している間、ずっとやさしい風が吹いていた、何だかスズちゃんが笑いながら「そうなんだ」と聞いていてくれるような気がした。一気にお話をして、目を開けた時、やっぱりいつものようにそこにスズちゃんを感じた。そしてまた涙が出た。5月のお誕生日は、きっとたくさんのお花に囲まれていたんだろうな。ふと、いつもはお花で見えないスズちゃんの戦績が刻まれた石碑が目に入る。今日は7月12日日曜日。11年前の今日、それはスズちゃんがGIを勝った日だった。残念ながらその背にいたのは武騎手ではなかったけれど、圧倒的な強さを見せて彼が勝った宝塚記念。そっか、あの日は今日だったね。だから今日、私はここに来ることになってたんだ。ねえ、スズちゃん、今年はドリームジャーニーが勝ったよ。あの日、スズちゃんの2着だったステイちゃんの子。ねえスズちゃん、スズちゃんの子がこんな風に走るのを見たかった…よ。

5月の分も合わせて、「そろそろ時間だよ」と主人に促されるまでずっと私はスズちゃんの前から離れられずにいた。今度は秋、今年は11月1日に天皇賞。その日に会いに来たいな。それまでに、もう少し☆に負担をかけないようになっていたいな。どうか見守っていてね、☆も私もずっと一緒に頑張って行けるように。いい報告ができるように、精一杯過ごすね。スズちゃん、ずっとここで、この優しい場所で待っててね。

名残惜しいけれど、そうお別れを行って次の場所に向かうことにした。義経神社さんで☆や皆さんの無事を祈って、最後にもう一度スズちゃんがいてくれる場所の方を見た。「ありがとう、スズちゃん。また必ず戻ってくるから!」

いつもなら、スズちゃんのことろから社台SSで皆様に会わせていただくのだけれど、今回は明日からのセレクトセールの関係で見学は無理。下の放牧地にいらっしゃるテイオーパパやディープに会ってからNHPに行くことにした。パパはお気に入りの定位置でのんびり中。それでも今日はちょっとだけこちらに近づいてきて下さって、少しだけアップの写真を取らせていただいた(^^)。これで☆にハンサムなパパを見せてあげられそう♪ディープの前には相変わらず人が集まっていたし、他の皆さんもゆったりとした初夏の日差しを楽しんでいた。夏は皆さんの唯一のんびりできる時期かもしれない。どうか皆さんお元気で。秋にはまた上の皆さんにもお会いできますように。

今回のフライトは時間が早く、NHPでもレッスンはできないので、セレクトセールの会場を外から覗き見(笑)。このとこかに、☆のご実家から参加する1歳っ子がいるはず。どうかいい方に出会えますように。デビュー前からしっかり応援するからね。運命の日が、どの子にも女神に祝福される日になりますように。

ほんの少しNHPで遊んで、いよいよ空港へ向かう時間に。;本当にあっという間の3日間。秋には絶対また来たい。今度はもう少し時間を取って。

さあ、☆が待ってくれている(たぶん<奨>)お家に帰ろう。お土産待っててね、☆。
そして皆さん、また秋に!


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