Diary in 日高
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2008/11/02(日) 雨と晴れの一日に
2日目の天気予報は雨。でも外はとてもいいお天気だし、それに今日は5月にお邪魔できなかった☆のご実家に伺うことになっている。気分は晴れやかだし、きっと可愛いとねっこちゃんたちが興味津々で迎えてくれるはず。おいしい朝食を頂いて、即行で準備完了し浦河に出発。15分位車を走らせているとなんだか空には厚~い雲がかかり始めている(^^;)。途中、車を止めて☆のご実家に連絡をすると、「雨になりそうだから、早めにいらしてください」というありがたい言葉を頂いて、そのままお邪魔をすることにした。

約一年ぶりの訪問。放牧地ではすでに元気なとねっこちゃん達が走り回っていた。奥さまが出迎えて下さって、その子達に早速合流。放牧地の奥の方で固まっていた子の一人がこちらに気がついてとことこと近寄ってきてくれた♪するとそれに気づいてまた一人また一人。あっという間にまわりには好奇心旺盛な瞳がいっぱい(^^)。今年始めて出会う子たちはやっぱり可愛くて人懐っこい。お鼻をくっつけてくれたり、フードをくいくいっと引っ張ったり。横では男の子達が立ちあがって遊んだり、元気に走り回ったり。こんな中にいられるなんて、自分も一緒に放牧されているよう。遊び飽きて私達に興味を移す子が近寄ってきたり、それにやきもちを焼いたのかずっと横にぺた〜っとくっついていた子が「ぼくとあそんでよ」と引っ張ったり。こんな贅沢ないなぁ(^^)。しばらくするとみんなが一斉に放牧地の奥にまた戻って行った。見るとそこはお母さん達の集団がいる方。奥さまが「やっぱりお母さんが恋しくなるのか、時々ああしてそばに寄って行くんですよ」とのこと。そうだよね、離乳して間もなくだもの。お友達と楽しく過ごしていてもきっとお母さんが懐かしくなっちゃうんだろうな。そんな時間を過ごしていたら、あまりの幸せに嫉妬したのか突然の雨。「中へどうぞ」と奥様に招かれて、初めてお宅にお邪魔させていただくことになった。

お部屋に入ると、☆のご実家の歴史を感じさせる賞状と写真の数々。その中央にはテイエムドラゴン君の『中山大障害』優勝時の口撮り写真がど〜んと座っていた。なかなか拝見でいるものではないだけに、目に入った瞬間に大感激。ショウナンタキオン君のも発見。奥さまとこうやってゆっくりお話しするのも初めてのこと(いつもはお馬さん達と触れ合いながらだったもの)。☆の「東北総体特集」写真をお渡しして、それを見ながら総体の報告会。☆が「かみのやま」で本当に落ち着いていたこと、馬場ではものすごくいい演技を見せてくれて、あの小さな体で2位に入ったこと。その時の同率2位がトウカイテイオーの弟だったこと。障害も一生懸命跳んで、5位入賞を果たしたこと。ずっとお知らせしたかったことを一気に話したような感じだった。奥さまからは、☆の小さい頃のお話。脚が悪かったから、大きな放牧地には放せなかったこと、お嬢様達が一生懸命お世話してくれたこと。人懐っこくて、だま〜って奥さまやお嬢様にくっついていたこと。いろいろ話して、「だから今乗馬としても人を信じて成長しているんでしょうね」と納得し合った。なんでも、最近所有していたお馬さんの一人が乗馬として子供を取りたいからという方のもとに旅立ったそうで、そういう決断をされた一つのきっかけが☆がこうしていることだったらすごいなと思った。競走馬としては大成出来なくても、乗馬として新しい道を歩めたら。生産者というお立場では、厳しい決断をしなければならないことも多いだろうけれど、☆がこうして元気に活躍していることが、☆のご実家にもう一つの可能性をもたらしたのだとしたら本当に嬉しい。

奥さまが☆の写真に顔をつけて、「お前は本当に幸せだね」と言って下さった。いえ、幸せなのは私の方。☆を私に下さったことにどれだけ私が感謝しているか…。うまく言葉では表現できずもどかしいくらいの感謝を、何度も「ありがとうございます」と言うしかなかった。「長生きしてほしいですね」という一言に、「私の夢は☆と一緒にここに戻ってくること」と話すと、奥さまが目を輝かせて「ぜひ!」とおっしゃった。ものすごく果てしないほどの夢だけれど、私が退職したら☆と一緒にここで暮らせたらいいな。好きなだけ放牧されて、元気に一緒に歳を取って行けたら、それほどの幸せはない。そして、奥さまと今度は☆を囲んでお茶できたら最高だろうな。

長々とお邪魔をして、小降りになった雨の合間にお暇することにした。とねっこちゃん達もこの雨でみんなお部屋に戻ったよう。元気に聞こえる声に手を振って、そしてまた5月にお邪魔する約束をして☆のご実家を後にした。

午後は1時からGrasshopperさんでの外乗を予約。すでにオセロ君とトライアンフ君が待っていてくれた。もちろん私はオセロ君を指名(^^)。先日のエンデュランスの大会では本当によく頑張ったオセロ君。外乗に行くには一番信頼のできるパートナー。今回は時間が限られていたので、短めの安心コースで紅葉を楽しんだ。途中上手に道草を食うオセロ君とのんびり常歩でのお散歩はとっても快適。山を登り下って景色を楽しみながら約30分。戻ってきてから少しオセロ君と馬場で運動をさせていただいた。風を感じながら楽しく運動が出来た。今度来るときには自信を持って駈歩するからね♪どうもありがとう、オセロ君!

それから車を静内に向けて一直線。どうしても今回の天皇賞・秋はウインズで観戦したかった。あれから10年目の『秋・天』。きっと武さんが勝つ。そう思いながら馬券を購入。ちょっと穴狙いも入れた買い目は自分でも何を買ったか分からなくなるほど(爆)。そして発走…あれほどのレースはなかなか見ることができないだろう。鳥肌が立つような感動と感激。できることなら同着にしてほしいほどの激戦。最後についた2cmの差は、きっと武さんを後押ししたスズちゃんの力。本当に素晴らしいレースだった。ここで、こんな見事なレースを見れて最高!

この日の宿泊も最高!皆様に感謝でいっぱいの1日だった!


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