Diary in 日高
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年5月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2009/07/12 この日に
2009/07/11 会いたかったよ!
2009/07/10 旅行決行
2008/11/03 もう一度
2008/11/02 雨と晴れの一日に

直接移動: 20097 月  200811 5 月  200711 5 月  200610 5 月  200510 5 月  200411 10 5 月  20038 5 月 

2006/05/04(木) 小さな命に
仕事の日には絶対ありえないのに、日高で過ごすときは必ず目覚ましよりも先に目が覚める。とにかく早く出発して、会いたい皆さまのところに行きたい!という気持ちでいっぱい。今朝も朝食もそこそこに、レンタカーに飛び乗り、目指すは一番目の訪問地、社台SS。新しく来たゼンノロブロイやアドマイヤドンにも会いたかったし、アドマイヤコジーンもそれにテイオーパパもお元気かしらと気がはやる。お天気もいいし、放牧中の皆さまにお会いできそうと事務所へ向った。すると、種付けの真っ最中で、まだ数組順番を待っているとのこと。放牧地の見学は、種付け終了後になるとのことで、それまで皆さまのお仕事振りを見学させていただけることになった。

昨年もダンス君のお仕事振りを拝見したけれど、今回はちょうどウィークがお仕事中。ウィークはそんなに大柄じゃないのに、お仕事中はとっても大きく見えた。それから続々と種牡馬さんたちが登場。贅沢なことにダンス君→スウェプトオーヴァーボード→アドマイヤコジーン→グラスワンダー→フレンチデピュティと登場し、その迫力は圧倒されて、後に下がってしまいそうなほど。一番お仕事上手だったのはスウェプトオーヴァーボードで、一番時間がかかったのがフレンチデピュティかな。お父さん達の迫力もすごかったけれど、お母さんの側で、とねっこちゃんが何だか不安そうにしている姿が印象的だった。何を感じているのだろうと思うと、何故だかちょっと胸が痛むような気がした。

皆さまのお仕事が終わったところで、放牧地へ案内していただき、豪華絢爛な皆さまの、お仕事後ののんびりタイムを拝見。それにしてもサンデーパパの後継者の多いこと...。係の方とサンデー産駒がいなくなった後の競馬を考えると、(誰が勝つのか)頭が痛くなりますねと話しながら笑ってしまった。それほどまでに完璧だったサンデーパパ。その血を最も受け継いで、パパのように強い子を出すのはいったい誰なのか。サンデーパパに良く似たウォーエンブレムは、まだお仕事が苦手らしい(^^;)。クロフネとデピュティパパは隣り合った放牧地でお過ごし。長時間お仕事をしてきた父君の方は少しお疲れモード。それでも親子二代でこの日本有数のスタリオンにいるのだから、本当にすごいこと。息子さんの人気はかなりらしく、父を越える日も間近かも。一人一人の毛艶の良さ、今にも走りそうな筋肉にただただ感動。それから一般の見学場所でテイオーパパの動画を☆のために撮影し、ドンには「お兄さんの分もいい子を出してね」と話して社台SSを後にした。

次に向ったのは☆のご実家。たくさんの出身馬さんたちの活躍でお忙しいのに、いつもと変わらず奥様が迎えてくださった。すぐ近くの放牧地には、☆のお姉ちゃんフォアボードちゃんととねっこちゃん。フォアお姉ちゃんは、今年の秋頃縁あって別のお家にお嫁入りだそうで、このとねっこちゃんと離乳したらお引越しになるそうだ。それを知ってか、このとねっこちゃん、他の子達がお母さんにくっついているのに、ぜ〜んぜん一人で平気らしく、訪問者が近づいていっても「zzz」とあどけない寝顔で動かない(笑)。やっと目を覚ましたかと思うと、お母さんの側には行かずに、私たちの後をくっついてきたり、他の子に「あそぼうよ」と声をかけに行ったり。結局二人のツーショットは撮れなかった。でも、元気で大物感溢れる☆の甥っ子君に会えて幸せ。その隣の放牧地には、オーゴンサンデーちゃんの弟君がいて、お母さんにくっついてお休み中。その子を見ながらしばしオーゴンサンデーちゃんの引退延期について話した。そろそろここに戻ってきて、お母さんになってもいいのになぁ。

それからたくさんのとねっこちゃんに会わせて頂き、その度に訪問者に興味を持ってくっついてきてくれるのが可愛くて、嬉しくてたまらなかった。現役で活躍しているお馬さん達の兄弟姉妹たち。みんな元気に大きくなってね。デビューをしたら絶対馬券を買って、声を嗄らして応援するからね、と一人一人声を掛け、「ん?」というみんなの表情を心に刻んだ。中でも日本が誇る障害戦の第一人者、テイエムドラゴンの弟君には本当に期待大大。お母さんと同じ芦毛さんで、お父さんはドラゴン君のパパのお兄さんアドマイヤボス。どんな子に育つんだろう。この子もとっても愛らしくって、訪問者のカメラに興味を持ってレンズをじーっと見つめてくれた。今はまだ黒い毛に包まれているから、お母さんの白と対象的で、それがまたほのぼのとして...。とねっこちゃんたちは本当にみんな可愛い。そ〜っと内緒で連れて帰りたいくらい。特に可愛かったのが、奥様が「家のぬいぐるみです」と紹介してくれた子。ふさふさの冬毛にくるまれて、お顔だけが夏仕様で(笑)、本当にぬいぐるみのクマさんみたい(^^)。ひとしきりその子と遊んで、次の親子さんたちの所に奥様と話しながら移動していくと、なにやら背後に温かい空気が...。ふと見るとクマちゃんがしずか〜に後を着いてきて、私たちが立ち止まると自分もストップ。それを何度繰り返しただろう。最後にはあんまり可愛くて思わず「ぷっ」と吹き出してしまったほど。すると「なにがおかしいの?」と私の横に立ってジャンパーのフードをくいくいっと引っ張る。もう、可愛くって仕方がないじゃない。次に会いにくる時には、一回りも二回りも大きくなっているんだろうな。それまで覚えていてくれる?

随分と長居をして、そろそろお暇をと思った時に、一台の高級車が登場。乗っていらしたのはドラゴン君のオーナー様。これからとねっこちゃんたちを訪問されるそう。大切なお客様のお邪魔をしてはと、☆の写真とミッキー君の優勝したレースの写真をお渡ししてお別れをすることに。今回もたくさんの小さな命にあわせていただき、優しいひと時を過ごさせていただいた。秋、大きくなったとねちゃんとおなかが大きくなったお母さん達に会えるのを楽しみにしています!

(☆の甥っ子君です ↓)


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.