Diary in 日高
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2005/10/30(日) まったりと大興奮(^^)
昨日の雨とはうって変わって、空気はひんやりとしているもののいいお天気。宿泊先のAERUで厩舎を見学させてもらったが、そこに一頭のきりりとしたお馬さんが。随分格好いいなと思って無口を覗くと「ウイニングチケット」の文字。以前の繋養先が閉鎖になってからここに移動してきていたとは…。少し眠たげに、それでもダービー馬の威厳を放ちながら佇んでいるチケットに「元気で」と声をかけ、AERUを後にした。

絵笛に向かう途中、☆のお家を通過。今日はお天気でみんなお外に出ている。昨日のんびりできなかった分、今日はお外で気持ちよく過ごしてね。「また春に来ま〜す!」とずっと振り返りながら手を振った。渡辺牧場さんに到着すると、奥様がいつものように長靴を準備して待っていて下さった。そして可愛い猫ちゃん達が沢山お出迎え。誘導馬ならぬ誘導猫ちゃん達に導かれてネイチャ達が待ってくれている放牧地へ。まずはターフィー君にご挨拶。奥様に頂いたリンゴを主人が差し出すと美味しそうにもぐもぐ。食べ終わるとすぐに「もうないの?」というお顔をするから、また1個。それを遠くから見ていたネイチャは、私達が着くなり「りんごあるんだろう?」と期待の目(笑)。ここ数ヶ月、ネイチャはちょっとダイエット中。その甲斐あってか、春に会った時よりも少しスリムになっているような。リバウンドしては(笑)とリンゴも控えめにしたけれど、ネイチャは何だか不満そう。写真撮影もさせてもらったが、気持ちは「食べ物」に集中。それでもナイスショットを奥様に撮って頂いて大満足(^^)。今度会えるときには、リンゴを思い切り食べられるようスマートになっててね。

それからお隣にいるミサイル君のところへ。見るなり奥様が「せっかく朝きれいにしたのに…。」と溜息。ミサイル君、部分的に見事に芦毛さんに変身していた(笑)。それでもまぁ、本当に格好いいこと。昨日一日舎飼いだったため、朝は元気一杯だったらしい。「気持ちよくゴロンしたんだもん、いいよね〜。でもきっとお手入れ大変よ。」そう囁きながら、なるべく黒鹿毛の部分がよく見えるように(笑)一緒に写真を撮って頂いた。曳き手まで食べそうな勢いの彼にもリンゴを食べてもらって名残惜しいながらとねっこちゃんとママ達が過ごしている放牧地へ。

春に会った時には「かわいい〜!」という感じだったとねっこちゃん達も、すっかり一人前に草を食み元気一杯。5月に生れて数時間で会わせて頂いたプリンセスガルチっ仔ちゃんも大きくなって可愛い盛り。すぐ近くにいた好奇心一杯のユーゲンアーチママっ仔君が「なになに〜」とやって来て、傍から離れない(笑)。どこに行ってもついて来て、奥様が「他の子達と遊んでいなさ〜い」とおっしゃってもずっと離れず。最後は彼を主人に任せて、ようやくガルチっ仔ちゃんとお話しができた。尾花栗毛みたいに綺麗な金髪の栗毛さん。ふわっと暖かい冬毛に包まれたキュートな瞳で見つめてくれるとそれだけで幸せ。コユキちゃんはすっかりいいお母さんで、すぐ傍にいるチビちゃんはママと同じ格好で草をパクパク。コユキちゃんとツーショットを撮ろうと思っていると「ぼくも!」とそばに寄ってきてくれて、両手に花で撮影会。とねっこちゃん達は本当に可愛い。きっと次に会う時はもっと大きくなってお兄さん・お姉さんの顔になっているのだろう。みんなの無事で元気な成長を願って、次の放牧地へと移動した。

そこではミユキママやコーセイさんを始め、優しい女性達がゆっくりと時間を過ごしていた。そばにいるだけでこちらまで優しい気持ちになってくる。ミユキママは相変わらず美人で上品。ニンジンを持っていない来客にも、いつもと変わらずに優しく接してくれ、ママの温かさを感じてホッとした。その側でコーセイさんが草を食んでいて、そばに行くとスッと顔をあげてくれたので、重賞ウイナーさんと記念撮影。こんなに穏やかな彼女が男の子達相手に走っていたのだから...。ずっと皆さんと一緒にいたいけれど、せっかくののんびりタイムをお邪魔してはいけないと、最後まで手を振ってお別れをした。

秋の風を心地よく感じながら、あっという間に過ぎた優しい時間。帰り際、渡辺さんご一家皆さまにお会いでき、温かくて優しい皆様の笑顔に見送られて名残惜しい絵笛を後にした。また春に戻ります。どうか皆さまお元気で。

午後はGrasshopperの皆さまが企画運営されているエンデュランスの大会へ。到着した時にはすでに殆どの選手がゴールしていて、騎乗シーンは見ることは出来なかったものの、馬術大会では見ることが出来ないベットチェック等を間近で見ることができ感動。ともに走りぬいたパートナーを労わっている選手の方たちの瞳が印象的だった。A先生も、Grasshopperのお馬さん達も本当にお疲れさまでした。

最後はウインズ静内へ。私の一番人気はスズカマンボ。場内のボードに貼っている記事を見ると「永井オーナー春秋連覇か?」とあった。そして『サイレンススズカ』の文字も。なんとかあの勝負服に先頭でゴールを駈け抜けてほしい。結局何を買ったのかわからなくなるくらい色々な馬券を購入。その中に、ヘヴンリーロマンスからの総流しも入っていた。そしてスタート。道中私はずっとスズカマンボしか見ていなかった。直線、残念ながら手ごたえが怪しくなって、先頭付近を見るとダンスインザムードが粘っている。その外からゼンノロブロイが。「去年と同じ?」と思った瞬間、その2人の間から抜け出したのは…。大画面に映し出される勝負服を見た瞬間、私はウインズ全体に響く大声で「やった〜!」と叫んでいた。勝ったのはヘヴンリーロマンス。総流しの馬連で万馬券をゲット!主人によると、一瞬全員が私の方を見ていたらしい(汗)。だってね〜、うれしいもの。配当より彼女を信じてよかったという想い。松永騎手が貴賓室前で深々と礼をした時の彼女の顔が忘れられない。凛として神々しい程の気品。その表情に自然と涙が出ていた。

まったりと超大興奮の一日。最後は新冠温泉のいいお湯と美味しいご飯で幸せに浸った。


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