Diary in 日高
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2003/05/04(日) やっと会えました(^^)
今回の旅行を計画した時から、どうしても訪問したい牧場さんがあった。そしてそこに暮らすどうしても会いたいお馬さん。その夢がようやく叶うとあって、前の日から興奮で眠れなかった。
どうしてもお邪魔したかったホシウラナイが生まれたK牧場さん。そして、☆を産んでくれたユメウラナイママ。緊張で、ドキドキしていた私を優しい笑顔で迎えてくださったのは、☆を大切に育ててくださったお母さんだった。
ユメウラナイママがいる厩舎までの道、お母さんは☆が生まれたときから牧場さんを出るまでのお話をしてくださった。ママのおっぱいが足りなくて、お母さんがミルクをボールに入れて飲ませてくださったこと。自分で飲めるようになるまで『今日できるかな、明日はできるかな』と思いながらずっとお世話をしてくださったこと。ニコニコ笑うクセや、お母さんや担当してくれたお兄さんが来ると、すぐに寄ってきて甘えたこと。その光景が本当に目に浮かぶようだった。
どれだけ牧場の皆さんが、☆を大切に愛してくださっていたのかが痛いほどわかって、お話を聞きながら泣かないようにするので精一杯だった。

そしてユメウラナイママとのご対面。会った瞬間に出た言葉は『そっくり!』だった。
それまで私は☆はテイオーパパに似ていると思っていた。でも、ママは☆に瓜二つ。いや、☆がママに瓜二つ。おでこのちょこんとした星も、可愛らしい目も、このママから譲り受けたものだったのだ。
ママの傍には☆の妹にあたるかわいいとねっこちゃんが。きっと☆もこんな風にしてママと過ごしていたのだろうな、と想像した。
せっかく会いに来たのだからと、わざわざママととねっこちゃんを馬房から出して写真を撮らせてくださった。その時、ママが私の方に顔を向けてくれたが、その仕草までが☆にそっくりだった。
『☆も同じようにお顔を寄せてくれるのよ。』そう話しかけると、ママはふっと息を吹きかけてくれた。とても優しい風が私の耳に届いた。

本当に会えて嬉しかった。ここで命をもらい、ホシウラナイという名前をもらい、皆さんからたくさんの愛情をもらって育った☆。
私はひたすら「ありがとうございました」ということしかできなかった。こんなに大切な命を私に預けてくださって、本当にありがとうございましたと。
その分私は本当に頑張って☆を幸せにしなければと改めて思った。


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